スキーにはまっています。


by 幸田 晋

「郵政産業労働者ユニオン九州地方本部結成大会」(福岡市・9月2日)

「郵政産業労働者ユニオン

九州地方本部結成大会」

(福岡市・9月2日)


ブログ「ここでトヨさん出番です!」
2012-09-03 00:15 より転載

郵政グループ4社の労働組合のうち、
「郵政産業労働組合」と
「郵政労働者ユニオン」は、

上部ナショナルセンターの「全労連」と
「全労協」の違いを超えて、
組織統一の協議を重ねてきたが、

漸く合意し去る7月1日、
「郵政産業労働者ユニオン」(廣岡元穂委員長)として、
新たに発足した。


思想・信条の違いから長い間別々の道を歩んで来ただけに、話し合いは、困難を伴ったが、
郵政民営化後、正社員の年間一時金カット、非正規労働者への勤務日数や勤務時間制限など労働諸条件改悪の攻撃は枚挙にいとまなく、
「全逓」と「全郵政」が統一後、急速な御用化路線が進行する中での、危機感を共有し、幾つかの共闘を経て「真に労働者のための労働組合づくり」に起ちあがった。

7月1日の統一後、各地方本部が結成されてきたが、
9月2日(日)、福岡市「オクターブビル会議室」で
「九州地方本部結成大会」が開かれ、全国的に組織統一が完了した。

この新しい誕生に、九州各地で民主的労働運動を実践している仲間たちが、喜びのお祝いに駆けつけた。
組合員一人一人を大切にして、労働者解放を目指し、従事する事業の公共性を維持発展させ、資本と政党から独立して、労働戦線の階級的統一をめざす。
世界に誇る平和憲法の三原則を生かし発展させ、国際連帯を強める。
などの結成宣言を高らかに発して、堂々のスタートを切った。

長崎市議会議員 井原東洋一



懇親会で連帯感強まる。
「郵政産業労働者ユニオン」
(9月2日)


ブログ「ここでトヨさん出番です!」
2012-09-03 07:50 より転載

統一を決断した組合員たちの表情は明るく、
厳しい職場状況を改善し、
労働者主権を取り戻す決意に燃えていた。


地方本部結成が最も遅れた九州が、今後の運動発展への先駆的役割を担う期待は大きい。
別組織で運動の正統性を競いあって来ただけに、地方組織統一に向けての協議も6回を重ねた。
「オクターブビル」での結成大会は、随所に、両組織のバランスが配慮され、大会運営の円滑な推進が図られていた。
代議員34名(委任1名)が全員出席し、運動方針、財政方針、規約の全てを満場一致で決定し、役員も全員が満票で信任された。
後藤委員長(福岡)、向井副委員長(長崎)、田尻(書記長)のコンビと4人の執行委員は、若さに溢れ近未来への可能性とやる気満々の気迫が感じられた。

1958年(昭和33年)、
電力資本に抗し、

その飼い犬に成り下がった御用組合からの
決別を決意して立ち上がった
「全九州電力労働組合」の
結成大会当時に自らの身を重ね、

20代前半のほとばしる自覚と正義感が懐かしい。


私は、「郵政労働者ユニオンへの差別を許さない支援共闘」の代表者として「若い力の勢いが感じられる誕生に立ち合えた事は、何よりの感動である。郵政労働者全体を正しい運動に導き、解放に向けて、結成大会会場の名前になぞらえ、3オクターブ上げた運動に期待する」と檄を飛ばした。

正義感を基礎に、労働運動の原点から原則を貫いてきた中島義雄さん(長崎)が長年に亘って育ててきた後輩たちの成長に安堵の眼差しを向けていた様に思った。

両組織のぎこちなさは、方針決定後の懇親会では、既に払拭されていた。 

長崎市議会議員 井原東洋一
by kuroki_kazuya | 2012-09-04 04:55 | 労働