電気を選べる時代へ、低料金化も期待…電力改革
2013年 02月 11日
低料金化も期待…
電力改革
読売新聞
2月10日(日)14時20分配信より一部
経済産業省の有識者会議が
示した電力制度改革は、
既存の電力会社の
地域独占体制を崩し、
消費者が
モノを買うのと同様に
「電気を選べる」ようにする
狙いがある。
電力会社同士や新規参入事業者間で競争が起き、料金の引き下げやサービスの向上が進むことが期待される。
茂木経産相は
8日の
「電力システム改革専門委員会」
(委員長=伊藤元重・東大教授)で、
「電力システムの改革なくして
国民の新しいエネルギー政策に対する
理解を得ることは不可能だ」と、
改革に意欲を見せた。
・・・・(中略)
新規参入業者を増やすために
行うのが発送電分離だ。
現在は
電力会社の中で一体になっている
発電と送電部門を切り分け、
発電事業に新たに参入する企業が、
電力会社の送電網を利用しやすくする。
既存の電力会社が
独占する
送電線や配電線の利用料や
接続手続きが不透明
との批判があることが、
電力業界への
新規参入が進まない要因と
見られるからだ。
専門委は、
各社の送電部門を分社化して、
電力会社間の利用条件を
平等にすれば
新規参入が増えると見込む。