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by 幸田 晋

米国で原発の廃炉相次ぐ 老朽化やシェール革命で採算悪化

米国で
原発の廃炉
相次ぐ 

老朽化や
シェール革命で
採算悪化


産経新聞
2月18日(月)18時15分配信より一部

【ワシントン=柿内公輔】

米国で廃炉に追い込まれる
原子力発電所が相次いでいる。

老朽化や
東京電力福島第1原発事故を
受けた規制強化に加え、

シェールガスの
開発ブームで

原発のコスト競争力が低下して
いるためだ。


オバマ政権は
原発推進の旗を降ろさず
新規建設の動きもみられるが、

「シェール革命」が
原発大国を揺さぶっている。


 
電力大手デューク・エナジーは今月5日、フロリダ州の

クリスタルリバー原発を廃炉にすると発表した。

同原発は格納容器のひび割れで2009年から稼働を停止中だが、補修費用が巨額で工事も長期間を要するために採算がとれないと判断した。ロジャーズ最高経営責任者(CEO)は「投資家や地元にとって最善の決定」と強調するが、再稼働を目指していただけに、「判断は難しかった」と無念の思いもにじませた。

 
電力大手ドミニオンも昨年10月、ウィスコンシン州の

キウォーニー原発の閉鎖を決めた。

原子力発電最大手のエクセロンも、ニュージャージー州のオイスタークリーク原発を10年前倒しで19年に廃炉にする。

 米国は世界最多の原発104基を抱えるが、大半は1980年代以前に建設され、改修費用は年々かさむ。福島第1原発事故を受けた規制強化も事業者の頭痛の種で、米原子力規制委員会(NRC)は昨年、米国内の原発に対して安全対策の強化を命じた。

 さらに、米国ではシェールガス開発で安価な天然ガスを使った火力発電が急増し、原発のコスト競争力が相対的に下がっている。デューク・エナジーはクリスタルリバー原発の代替施設に、天然ガスを燃料とする火力発電所を検討中だ。

 長年稼働し地元のエネルギー需要や雇用を支えた原発の閉鎖は、地域経済に大きな影響を与えている。

だが、
米国で進行する
「シェール革命」のうねりは

「業界関係者の想像以上」
(日系電力会社幹部)
の大きさで、

エネルギー政策の根幹を揺るがしている。






・・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2013-02-19 04:56 | 九電労組