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by 幸田 晋

鎮魂の日3・11。地震 津波 原発 重い2年。「東日本大震災」

鎮魂の日3・11。

地震 津波 原発

重い2年。
「東日本大震災」


ブログ「ここでトヨさん出番です!」
2013-03-12 17:46より転載

「2011年(平成23年)
3月11日
午後2時46分」

あれから満2年が経過した。

不幸にして
自然災害の猛威に苛まれた犠牲者各位
及び今なお安住の地も定まらず、
故郷から遠く離れ、
家族や友人、知人などと
親しく接する機会なども失われ
不自由な生活環境にある

被災者のご心痛に
心からお見舞いを申し上げる。


未曾有の大震災は、
東日本の広範囲に亘る地盤を
根底から揺るがし、

福島第1原発4基を
制御不能に陥れ、

大津波は都市を丸ごと呑み込んで
海の藻屑にした。


死者・行方不明者が2万人、
避難・移転などで31万人の人々が、
いまだに「仮住まい」の状態に置かれている。

大地震の想定に甘く
人災を引き起こした
東京電力福島第1原子力発電所は、

随所に修復し難い被害を受け、
最も深刻な燃料棒溶融、
メルトダウン、チャイナシンドロームに陥っており、

今なお放射線被害を、
拡散させながら、
制御不能な状況にある。

廃炉が決定されても、
半径20km以内は、
警戒区域とされ、
居住は勿論の事、
短時間の立ち入りが出来ても、
財産の持ち出しなどは不可能であり、

この地域に
未来への希望を見出だす事は難しい。


それにも関わらず、
安倍政権と
財界、特に電力独占は、

「原発犯罪」の責任をとらない
ばかりか、

国民の意思に逆行して
「原発再稼働」への誤った道を
暴走しようとしている。

福島県民16万人が
避難を余儀なくされ、

まやかしの除染で
健康不安の深刻さも隠蔽されている。


原発周辺で働いている
労働者の苦闘や、
福島の苦悩は、
全国的に真に共有されてはいない。

原発廃炉や犯罪告発、

損害補償を
政府や東京電力などに求める
裁判も重層的であり
、私も数多く係わっている。


大地震と津波災害の
傷跡も癒せない中での
2ヶ年の鎮魂の日に、

依然として暴走中の
突出した「原発災害の危険」に

「廃炉不可欠」の確信を
新たにした。



(長崎県被爆者手帳友の会会長・井原東洋一)

by kuroki_kazuya | 2013-03-13 04:55 | 地震 大災害