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by 幸田 晋

無責任な捨て台詞… 関電値上げ審査 “ご意見番”より現場を守れ

無責任な捨て台詞… 

関電値上げ審査 

“ご意見番”より現場を守れ


産経新聞
3月23日(土)11時31分配信より一部





・・・・(前略)





 ◆一般も163万円減給

 関西電力と九州電力の家庭向け電気料金の値上げを審査する経済産業省の専門委員会が今月とりまとめた査定方針案で、

一般社員の平均年収を関電には21%減の627万円、

九電には28%減の598万円に引き下げるよう要請した。

減収幅は関電社員なら163万円、

九電では228万円となり、


家計をやりくりしてしのげるような金額じゃないことは一目瞭然だろう。

 本稿では関西に絞って話を進めたい。関電は昨年11月、33年ぶりとなる電気料金の値上げを申請した。大飯3、4号機以外の原子力発電所9基が停止し、代替となる火力発電用の燃料費のため平成24年度は震災前に比べ、7000億円の負担増となる見通しで、深刻な赤字経営に陥っているからだ。

 一般家庭向けで平均11・88%、国の認可が必要のない企業向けは平均19・23%という大きな値上げ申請であり、厳しく審査するのは当然のことである。また、燃料費や人件費などのコストに利益を上乗せする「総括原価方式」で電気料金は決まるのだが、その中には首をかしげざるを得ない「原価」もある。

社長や会長などを経験した
役員OBの顧問14人に
年間1億4000万円を支払い、

顧問のための社用車、
秘書給与などが「原価」に含まれていた。


「顧問には指導してもらっている」と関電側は顧問の必要性を強調するのだが、納得は得られないだろう。

 しかし電力の安定供給のため24時間働いている現場への苛烈な「要請」には違和感を覚えざるを得ない。「やる気をなくさないか」との問いかけに、社員がモチベーションを下げることはない、と強弁していた広報担当者も最後に「(関電は)そんなに憎まれているのですかね」。そう寂しそうにつぶやいた。









・・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2013-03-24 04:23 | 九電労組