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by 幸田 晋

九州経済界のドン「有終の美」 後任に麻生副総理の弟

九州経済界のドン
「有終の美」 

後任に
麻生副総理の弟


産経新聞
4月29日(月)15時30分配信より一部

九州経済連合会の
松尾新吾会長(74)=
九州電力相談役=が

6月で退任し、

後任に
麻生グループ代表で
麻生太郎副総理兼財務相の弟、
麻生泰(ゆたか)氏(66)が
就任する方向で最終調整に入った。


6月5日の定時総会で
正式決定する。

九経連の歴代会長7人は
九電会長経験者が務めており、
他の企業からの就任は初めて。



 麻生泰氏は九州電力初代会長の太賀吉氏の三男で、福岡県飯塚市出身。英オックスフォード大ニューカレッジ卒業後の昭和54年、麻生セメント社長に就任し、世界2位のセメントメーカー、ラファージュ(仏)との提携をまとめた。

 平成8年から九経連理事に就任し、現在は九経連国際委員会委員長。飯塚商工会議所会頭も務めている。

 九州は日本企業のアジア進出拠点であることから国際経済に明るい麻生氏に白羽の矢が立った。資源・エネルギー、医療・福祉、教育、人材派遣-などさまざまな業界事情に明るいことも強みだとされる。

 また。昨年12月の政権交代で麻生副総理が政権NO・2に返り咲いたことから政界とのパイプ役としても期待が集まる。

 
松尾氏は
九電会長時代の平成21年5月から
九経連会長を務め、

今年6月に
2期目の任期が満了する。



 松尾氏は、原発の長期停止による九電の経営悪化を受け、九経連会長について「九電の指定席ではない」と明言し、水面下で後任人事を進めてきた。九州経済同友会の石原進代表委員(JR九州会長)らも打診を受けたが、固辞したとされる。

 「こんなにも多くの方に集まっていただき感無量です。日本の発展に欠かせない原発が再稼働できるよう、さらなる支援をお願いいたします」

4月16日、
ホテルニューオータニ博多(福岡市中央区)で開かれた
『「脱原発」が地方を滅ぼす』出版記念会。

九州経済連合会の松尾新吾会長は、
時折涙声で九州電力の窮状を切々と訴えつつ、
九電を支えようと集まった参加者に、
何度もお礼を述べた。



 実は松尾氏は会長引退を心に決めていた。この直前、九経連会長を打診した盟友の石原進JR九州会長とホテルの一室で会い「麻生(泰)氏に、お願いする」と伝えたという。

 
松尾氏は
平成15年に九電社長に就任した。
わが国初のプルサーマル発電に道筋を付け、
17、18年の2年連続で電気料金値下げに踏み切った。


 九経連会長としても、経営破綻の危機に陥ったハウステンボス(長崎県佐世保市)の再建に寄与した。エイチ・アイ・エスの沢田秀雄会長を社長に招き、地元財界による再建スキームをまとめ上げた。

 
九州にさまざまな貢献をしてきた松尾氏の九経連会長辞任は、
一つの時代の終わりを告げる出来事だ。









・・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2013-04-30 04:04 | 九電労組