<東京電力>収支目標、初年度から下回る 融資継続困難も
2013年 05月 01日
<東京電力>
収支目標、
初年度から下回る
融資継続困難も
毎日新聞
4月30日(火)21時46分配信より一部
東京電力は
30日、
2013年3月期連結決算を発表した。
原発の稼働停止に伴う
火力燃料費の増加や賠償費の計上などで、
最終(当期)損益は6852億円の赤字となった。
また、公的資金投入の裏づけとなっている
総合特別事業計画で掲げた
収支目標(3736億円の単独経常赤字)を計画初年度から下回った。
計画では黒字転換を見込む14年3月期の業績予想も、
柏崎刈羽原発の再稼働時期が見通せないため公表できず、
計画見直しが現実味を帯びてきた。
売上高は
昨年実施した電気料金値上げなどで
料金収入単価が上昇したことに伴い、
前期比11.7%増の5兆9762億円。
最終赤字は前期の7816億円からやや縮小したものの、
3年連続の赤字となった。
また、賠償費用が膨らんだことなどで
1兆2488億円の特別損失を計上した。
・・・・(中略)
再稼働ができないまま
計画見直しが必要になれば、
料金の大幅値上げや、除染費用の国民負担など、
強い反発が予想される選択肢も現実味を帯びる。
広瀬社長は
「円安で景気が良くなっている時に、
冷や水をかけるようなことは避けたい。
(値上げしないように)最大限の努力をしていきたい」
と述べるのがやっとだった。
計画見直しの議論は
「今夏の参院選前は難しい」(経済産業省幹部)と、
参院選後に期待する関係者もいるが
「追加支援に国民の理解は得られない。
料金再値上げが先だ」(別の官庁幹部)との声もある。
政府内でさえ意見が隔たっている状況で、
東電の迷走は続きそうだ。
【清水憲司、浜中慎哉】
収支目標、
初年度から下回る
融資継続困難も
毎日新聞
4月30日(火)21時46分配信より一部
東京電力は
30日、
2013年3月期連結決算を発表した。
原発の稼働停止に伴う
火力燃料費の増加や賠償費の計上などで、
最終(当期)損益は6852億円の赤字となった。
また、公的資金投入の裏づけとなっている
総合特別事業計画で掲げた
収支目標(3736億円の単独経常赤字)を計画初年度から下回った。
計画では黒字転換を見込む14年3月期の業績予想も、
柏崎刈羽原発の再稼働時期が見通せないため公表できず、
計画見直しが現実味を帯びてきた。
売上高は
昨年実施した電気料金値上げなどで
料金収入単価が上昇したことに伴い、
前期比11.7%増の5兆9762億円。
最終赤字は前期の7816億円からやや縮小したものの、
3年連続の赤字となった。
また、賠償費用が膨らんだことなどで
1兆2488億円の特別損失を計上した。
・・・・(中略)
再稼働ができないまま
計画見直しが必要になれば、
料金の大幅値上げや、除染費用の国民負担など、
強い反発が予想される選択肢も現実味を帯びる。
広瀬社長は
「円安で景気が良くなっている時に、
冷や水をかけるようなことは避けたい。
(値上げしないように)最大限の努力をしていきたい」
と述べるのがやっとだった。
計画見直しの議論は
「今夏の参院選前は難しい」(経済産業省幹部)と、
参院選後に期待する関係者もいるが
「追加支援に国民の理解は得られない。
料金再値上げが先だ」(別の官庁幹部)との声もある。
政府内でさえ意見が隔たっている状況で、
東電の迷走は続きそうだ。
【清水憲司、浜中慎哉】
by kuroki_kazuya
| 2013-05-01 04:43
| 九電労組