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by 幸田 晋

<九州電力>赤字額過去最高 7月にも原発再稼働申請

<九州電力>
赤字額過去最高 

7月にも原発再稼働申請


毎日新聞
4月30日(火)21時39分配信より一部

30日に発表された九州電力の
13年3月期決算は、

3324億円という過去最悪の
最終赤字を計上した。


今期は33年ぶりの電気料金値上げで
約1200億円の増収効果があるが、

今年7月から来年1月にかけて想定する
原発4基が順次再稼働しなければ、

前期に膨らんだ燃料費負担が
今期も同規模で続く可能性があり、
黒字化できるかは不透明だ。


「今期はかつかつになるだろうが、黒字化する」。
30日の決算会見で瓜生(うりう)道明社長は力を込めた。

「かつかつ」とあえて弱気な言葉を使ったのは、
原発の再稼働時期が見通せていないためだ。

 
九電は、
国の原子力規制委員会が
策定する新規制基準が
7月に施行されると同時に、

川内原発1、2号機の再稼働を申請する。










・・・・(中略)








 
2期連続の赤字決算を受け、

11年3月期末に
1兆円近かった九電の純資産は、

13年3月期末時点で
4300億円まで目減りした。



今期も赤字が続くと、
将来的な資金調達にも支障をきたす恐れがある。
さらなる経営効率化を進めるのはこのためだ。

 
同社はこの日、
福岡市九電記念体育館(同市中央区)に隣接する
広報施設「九州エネルギー館」
(敷地面積約1万5000平方メートル)を

6月までに売却すると発表。


設備投資の繰り延べや
燃料・資材調達費用の削減、
人件費削減などで

既に決めた
年1400億円規模の経営効率化に加え、

「さらに数百億円深掘りしたい」(瓜生社長)と話す。


 
原発再稼働時期と
財務の立て直し、

値上げによる
地域経済への悪影響を
勘案しながらの厳しい経営が
今後も続くが、


瓜生社長は電気料金の再値上げにも含みを持たせる。
【寺田剛】
by kuroki_kazuya | 2013-05-01 04:56 | 九電労組