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by 幸田 晋

<関西電力>2年連続で巨額赤字 原発再稼働見通しも立たず

<関西電力>

2年連続で巨額赤字 

原発再稼働
見通しも立たず


毎日新聞
4月30日(火)20時59分配信より一部

2年連続で
2400億円を超す巨額赤字
となった関西電力の

2013年3月期連結決算。


企業向け電気料金に続き、
5月1日から家庭向けも値上げするが、
30日の発表では、

14年3月期の連結業績予想は、
原発の再稼働の見通しが立たないため
「未定」とした。

再稼働の時期が遅くなれば
財務の一層の悪化は必至で、

関電の経営は「正念場」
(八木誠社長)を迎える。



「大飯3、4号機に続く原発の
再稼働時期が見通せず、
依然として厳しい状況が続く」。

30日の記者会見で、
八木社長は険しい表情を見せた。

13年3月期は
大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が
昨年7月から稼働しているだけで、

原発利用率は2割を下回った。


代替の電力を火力発電で賄ったため、原油などの燃料費が膨らみ、赤字の主因となった。







・・・・(中略)





 

さらに影を落とすのが、
規制委が
5月にも決定する
日本原子力発電敦賀原発2号機
(福井県敦賀市)の直下にある
破砕帯への評価だ。

規制委が活断層と判断して、
同機が廃炉に追い込まれれば、

原発専業の日本原電の経営問題に発展しかねず、

第2位株主の関電の経営にも影響を及ぼしかねない。

 
関電の赤字が
仮に3年連続続くと
社債を引き受ける金融機関が、

債務超過に転落するリスクを
意識するとみられる。

そうなれば
事業継続や設備投資に
必要な資金調達に支障が生じかねず、

関電の苦しい経営のかじ取りは
今後も続きそうだ。


【久田宏】
by kuroki_kazuya | 2013-05-02 04:07 | 九電労組