スキーにはまっています。


by 幸田 晋

<不登校小5>句集「春の虫 踏むなせっかく 生きてきた」

<不登校小5>

句集


「春の虫 踏むなせっかく 生きてきた」

毎日新聞
5月8日(水)13時44分配信より一部

大阪府岸和田市の
小学6年生、
小林凜(りん=本名・西村凜太郎)君(11)が、

壮絶ないじめを受けて
不登校になった日々をつづった

句集「ランドセル俳人の五・七・五」
(ブックマン社)を出版した。


一つ一つの句に、
いじめを乗り越えた
凜君の成長の軌跡がうかがえる。


2001年5月、予定日より3カ月早く生まれた凜君は、
944グラムの小さな赤ちゃんだった。
検査や感染症で何年間も入院を繰り返した。

 
発育が遅かった凜君は、
小学校で激しいいじめを受けた。
階段で突き飛ばされたり、
首を絞められたりして、
命の危険を感じた。

だが学校は
「いじめではない」と取り合ってくれない。

5年生の6月に不登校を決めた。


 
そんな凜君の心の支えが俳句だった。





・・・・(中略)





300句を超える俳句に詠んだ。
俳号の「小林凜」は、
何度も励まされてきた

「やせがえる 負けるな一茶 これにあり」を詠んだ
小林一茶にちなんだ。



 「俳句は僕の心を伝えるメッセージ」と語る凜君。

いじめに苦しんでいた小学3年生の夜、
祖母に「生まれてきて幸せ?」と聞かれ、
こんな句を詠んだ。

 生まれしを 幸かと聞かれ 春の宵

 8歳の時には、こんな句も詠んでいる。

 春の虫 踏むなせっかく 生きてきた

 「俳句と家族が支えだった。不登校は無駄じゃなかった」

 趣味は生き物観察。夢はロボットを造ること。素顔は無邪気な小学生だ。4月から通級教室に通う。「今は学校に行くのが楽しみ」と笑顔を見せる。

 最近、こんな句を詠んだ。小3の時に祖母に詠んだ「生まれしを」の句の対句だ。

 葉桜や 祖母の幸とは 我のこと

 母もまた 我を幸とす かすみ草

【中村かさね】



何時の時代も「イジメ」は、有ったのでしょう、が、
ここ最近は、不登校ということになる
事例が多い気がする。

私の3人の息子のうち長男と次男が

中学時代に不登校になった。

長男は、(中学1年の)1年くらいだった、が、

次男は、(中学1年3学期から)5~6年くらい不登校状態だった。

何がそうさせたのかは、分からない(現在でも)が、

社会の反映と考えては

おかしいのか?

疑問は、解けていない。


西村凜太郎 君が

元気に育つことを祈る


by kuroki_kazuya | 2013-05-09 04:55 | 学ぶ