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by 幸田 晋

<中部電・東電共同火発>大手同士の販売競争につながるか

<中部電・東電共同火発>
大手同士の
販売競争につながるか


毎日新聞
5月22日(水)20時31分配信より一部

中部電力と東京電力は
共同で、
茨城県内に
石炭火力発電所を新設する方針を固めた。


発電した電力は
東電と中部電に供給し、
中部電はこの電力の一部を首都圏で販売する方針だ。

ほとんど進んでこなかった
大手電力会社間の販売競争の
先駆けになることが期待されるが、
本格的な競争に発展するかは見通せない。

 
両社は、
東電の常陸那珂火発(茨城県東海村)の
敷地内に出力60万キロワットの
石炭火力1基を建設する計画で、
2019年の稼働を目指す。







・・・・(中略)






 
電力システム改革を
料金値下げなどの成果につなげるには、
供給力が大きい大手同士の競争がカギ。

このため経済産業省は、
今回の発電所建設をきっかけに
中部電による首都圏販売が実現すれば
「改革の先取りになる」として、
後押ししてきた。


 
一方の中部電は
首都圏進出の足がかりにしたい思惑がある半面、
東電との安売り競争に陥り、
800億円規模の投資が回収できない事態を避けたい
のも本音で、

「石炭火力で安い電気を作るのがまずは重要。
首都圏で売るか中部で売るかは値段次第」(幹部)
と煮え切らない。

電力大手同士の連携が、
これまで料金競争を避けてきた業界に
風穴をあけられるかが焦点になりそうだ。


【清水憲司、和田憲二】
by kuroki_kazuya | 2013-05-23 04:36 | 九電労組