<東電>再建策見直しへ 新潟・柏崎刈羽、再稼働前提変えず
2013年 07月 29日
<東電>
再建策見直しへ
新潟・柏崎刈羽、
再稼働前提変えず
毎日新聞
7月28日(日)9時20分配信より一部
東京電力は今夏、
「総合特別事業計画」の
見直しに着手する。
現行計画より遅れている
柏崎刈羽原発(新潟県)の
再稼働にメドをつけて
収益を改善し、
電気料金の再値上げなしで
黒字転換するシナリオを描くのが
狙いだ。
だが、再稼働への県の同意を得られる見通しは立っていない。
お金を貸している金融機関は、
再値上げへの圧力を強める。
福島第1原発事故の
除染費用の一部を
税金で賄ってもらうことも
国に求めているが、
世論の反発は必至で、
前途は多難だ。
「決していい事例ではない。忸怩(じくじ)たる思いがある」。
福島第1原発の汚染水問題が、
原子力規制委員会への
柏崎刈羽の安全審査申請をめぐる新潟県との協議に与える影響を問われた
東電の広瀬直己社長は26日、苦しい面持ちで答えた。
東電への批判が高まる中、それでも見直しに踏み切るのは、再建の切り札である柏崎刈羽の再稼働が計画の「今年4月」から遅れているだけでなく、いつになるかも分からないからだ。計画の破綻は明らかで、このままでは3期連続の経常赤字は避けられない。
・・・・(途中略)
◇除染費用、国に肩代わり要請
福島県内の除染だけで5兆円、
賠償を含めると10兆円超と試算される費用を
最終的にだれが負担するのかも論点になる。
除染費用は国が立て替え、
後で東電が支払うことになっている。
東電はその一部を国に負担してもらおうとしている。
廃炉や賠償に加え、
除染費用も東電が払うと、
返済に何十年もかかり、
「将来が描けず、
人材流出で会社がもたない」
(東電役員)と考えるためだ。
・・・・(後略)
再建策見直しへ
新潟・柏崎刈羽、
再稼働前提変えず
毎日新聞
7月28日(日)9時20分配信より一部
東京電力は今夏、
「総合特別事業計画」の
見直しに着手する。
現行計画より遅れている
柏崎刈羽原発(新潟県)の
再稼働にメドをつけて
収益を改善し、
電気料金の再値上げなしで
黒字転換するシナリオを描くのが
狙いだ。
だが、再稼働への県の同意を得られる見通しは立っていない。
お金を貸している金融機関は、
再値上げへの圧力を強める。
福島第1原発事故の
除染費用の一部を
税金で賄ってもらうことも
国に求めているが、
世論の反発は必至で、
前途は多難だ。
「決していい事例ではない。忸怩(じくじ)たる思いがある」。
福島第1原発の汚染水問題が、
原子力規制委員会への
柏崎刈羽の安全審査申請をめぐる新潟県との協議に与える影響を問われた
東電の広瀬直己社長は26日、苦しい面持ちで答えた。
東電への批判が高まる中、それでも見直しに踏み切るのは、再建の切り札である柏崎刈羽の再稼働が計画の「今年4月」から遅れているだけでなく、いつになるかも分からないからだ。計画の破綻は明らかで、このままでは3期連続の経常赤字は避けられない。
・・・・(途中略)
◇除染費用、国に肩代わり要請
福島県内の除染だけで5兆円、
賠償を含めると10兆円超と試算される費用を
最終的にだれが負担するのかも論点になる。
除染費用は国が立て替え、
後で東電が支払うことになっている。
東電はその一部を国に負担してもらおうとしている。
廃炉や賠償に加え、
除染費用も東電が払うと、
返済に何十年もかかり、
「将来が描けず、
人材流出で会社がもたない」
(東電役員)と考えるためだ。
・・・・(後略)
by kuroki_kazuya
| 2013-07-29 06:44
| 九電労組