九州新幹線長崎ルート 総工費5000億円かけ13分短縮が可能に
2013年 08月 03日
長崎ルート
総工費5000億円かけ
13分短縮が
可能に
NEWS ポストセブン
8月2日(金)16時6分配信より一部
自民党の復活で
新幹線や高速道路、ダムなどの
建設・整備計画がズラッと並ぶ。
八ッ場ダムなど現在の公共事業の多くは田中角栄首相が推進した「新全国総合開発計画」で構想され、その後、採算が取れないと長く凍結されていたものだ。高度成長期にも無理だとされた亡霊プロジェクトが40年以上の時を経て甦ったのである。
・・・・(途中略)
しかし、
安倍政権が進める列島改造は
角栄氏のそれとは似て非なるものだ。
地方再生の理想やビジョンはなく、
ゼネコンや選挙区にカネを落とすために、
無理に事業をでっちあげている。
その一つが
建設中の九州新幹線長崎ルート
(総工費5000億円)だ。
国土交通省は
当初、長崎ルートが完成すれば
JR特急で1時間48分の博多~長崎間が
26分短縮される
という前提で費用対効果を計算していた。
ところが、
運行スピードが過大に設定されていたことが発覚。
実際の
設定速度では
わずか13分程度しか短縮できない
と批判された。
それでも同省は全線着工を認可し、
わずか13分短縮のために
5000億円の税金が使われる。
・・・・(後略)