<ヨウ素剤>自治体、配布方法で困惑…原発事故対応
2013年 08月 17日
<ヨウ素剤>
自治体、
配布方法で困惑…
原発事故対応
毎日新聞
8月17日(土)2時31分配信より一部
原発事故の際、
周辺地域の住民に
安定ヨウ素剤を服用させる
との国の方針を受け、
配布の実務を担う自治体が
困惑している。
ヨウ素剤は医薬品のため、
配る際には原則、医師による個別の説明や
副作用が出やすい体質かどうかの確認などが欠かせないが、
医師や説明会場の確保、
事故時の配布方法など課題が山積しているからだ。
原子力規制委員会・規制庁が
先月、公表した方針は、
自治体は
安定ヨウ素剤を原発から約5キロ圏の
ほぼ全住民に事前配布し、
約5~30キロ圏では
原則として事故時に配るとした。
3~12歳は丸剤1錠、
13歳以上は2錠と
年齢によって量を分けたほか、
3歳未満については
薬剤師が調製する
薬液の服用を求め、
事前配布の対象外とした。
東京電力柏崎刈羽原発の地元、
新潟県柏崎市では、
約5キロ圏に
7地区約1万7000人が住むが、
各地区とも住民全員を対象に
説明できる会場がない。
市の防災担当者は
「説明役の医師の確保も難しい」と悩む。
さらに、同市の5~30キロ圏の
人口は7万4000人。
屋内退避時に取りに来てもらうことは
現実的ではなく、対応を模索している。
同県刈羽村は
「仕事などで村外から来ている人にどう配るかも課題だ」
と指摘する。
・・・・(中略)
◇安定ヨウ素剤
放射性でないヨウ素を薬にしたもの。
通常は甲状腺の病気の治療などに使う。
原発事故などで、
放射性ヨウ素を体に取り込む
24時間前~直前にこの薬を飲むと、
甲状腺の被ばくを10%以下に、
取り込み後
8時間以内に飲むと同60%以下にできるとされる。
福島第1原発事故では
国や福島県の服用指示が遅れた。
自治体、
配布方法で困惑…
原発事故対応
毎日新聞
8月17日(土)2時31分配信より一部
原発事故の際、
周辺地域の住民に
安定ヨウ素剤を服用させる
との国の方針を受け、
配布の実務を担う自治体が
困惑している。
ヨウ素剤は医薬品のため、
配る際には原則、医師による個別の説明や
副作用が出やすい体質かどうかの確認などが欠かせないが、
医師や説明会場の確保、
事故時の配布方法など課題が山積しているからだ。
原子力規制委員会・規制庁が
先月、公表した方針は、
自治体は
安定ヨウ素剤を原発から約5キロ圏の
ほぼ全住民に事前配布し、
約5~30キロ圏では
原則として事故時に配るとした。
3~12歳は丸剤1錠、
13歳以上は2錠と
年齢によって量を分けたほか、
3歳未満については
薬剤師が調製する
薬液の服用を求め、
事前配布の対象外とした。
東京電力柏崎刈羽原発の地元、
新潟県柏崎市では、
約5キロ圏に
7地区約1万7000人が住むが、
各地区とも住民全員を対象に
説明できる会場がない。
市の防災担当者は
「説明役の医師の確保も難しい」と悩む。
さらに、同市の5~30キロ圏の
人口は7万4000人。
屋内退避時に取りに来てもらうことは
現実的ではなく、対応を模索している。
同県刈羽村は
「仕事などで村外から来ている人にどう配るかも課題だ」
と指摘する。
・・・・(中略)
◇安定ヨウ素剤
放射性でないヨウ素を薬にしたもの。
通常は甲状腺の病気の治療などに使う。
原発事故などで、
放射性ヨウ素を体に取り込む
24時間前~直前にこの薬を飲むと、
甲状腺の被ばくを10%以下に、
取り込み後
8時間以内に飲むと同60%以下にできるとされる。
福島第1原発事故では
国や福島県の服用指示が遅れた。
by kuroki_kazuya
| 2013-08-17 06:52
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