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by 幸田 晋

<米外交>世界に禍根 安保理や証拠軽視

<米外交>
世界に禍根 
安保理や証拠軽視


毎日新聞
9月16日(月)22時44分配信より一部

【ブリュッセル斎藤義彦】

シリアでの
化学兵器使用を巡り
米露が
廃棄の行程で合意したことで、
米仏のシリア攻撃は
当面、回避された。


しかし、
一連の過程で国連安保理が無視され、
証拠も不十分なまま
攻撃が決断されるなど、

国際社会に傷痕を残す結果になった。

シリア内戦は終わらず
「問題がすり替えられた」
との批判も残る。


■国際法に反する

オバマ大統領は先月31日、安保理決議なしに攻撃を行うことに「心痛を感じない」と断言した。

シリア制裁にロシアが拒否権を行使、安保理が「マヒ」したからだとした。

また、4日には化学兵器禁止条約を持ち出し
「世界がレッドライン(越えてはならない一線)を作った」と述べ、
大量破壊兵器使用に対し懲罰的攻撃が許されるとの論理を展開した。
 
しかし、
デルクール・ブリュッセル自由大教授
(国際法)は
この論理は「国際法違反」と指摘する。

国連憲章は、
自衛と安保理決議に基づく場合しか
武力行使を認めない。

米国は
イスラエルの権益が侵される場合に
安保理で拒否権を行使しており、

「マヒ」との主張は
「一方的」と同教授は指摘する。
人道介入論は国際法で認められておらず、
化学兵器禁止条約には武力制裁はない。

「国際法無視の
イラク戦争の論理が繰り返された」
と同教授は話す。


■傍受記録非公開

攻撃の根拠として
情報機関の集めた「証拠」を
米英仏は提示した。
しかし、
ビデオ投稿サイトや
ソーシャルメディアに依存する部分が多く、

最大の根拠である
「アサド政権幹部が使用を認めた会話」の
傍受記録も開示されていない。

攻撃の承認を求められた
米議会でも
証拠不十分との声が根強く、
各国の市民も疑いの目を向けた。


 
状況証拠から結論を断定する
情報機関の論法は、

大量破壊兵器があると
結論づけたイラクで、

戦後も見つからなかったことで破綻した。
市民社会の疑念は消えていない。






・・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2013-09-17 06:25 | 対米 従属 | Comments(0)