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by 幸田 晋

つくっても実稼働率低い太陽光発電の前途多難

つくっても
実稼働率低い
太陽光発電の
前途多難


プレジデント
9月21日(土)14時15分配信より一部

再生可能エネルギーの中核的担い手として、
自治体や大企業による
メガソーラー建設計画が目白押し。
太陽光発電事業がブームに沸いている。

しかしその裏側を覗けば、
実際に稼働までこぎ着けたケースが
まだ少数に限られる実態が、
経済産業省の調査結果で明らかになった。

 
8月20日に発表された
2012年度の
再生可能エネルギー導入状況によると、

同年度に
太陽光発電設備(住宅、非住宅の合計)の
新設計画として認定された発電能力は
トータルで2002万キロワットに達した。


これがそのまま稼働すれば、
原子力発電所一基分の発電能力を100万キロワットと換算すると、
原発20基分が賄え、
深刻な電力不足が一気に解消するとの期待が膨らむ。

しかし、
新設計画のうち同年度中に
実際に運転を開始した設備は
197.5万キロワットにすぎず、
新設計画の1割にも満たない
ことも同時に判明した。


 
新設計画と実稼働に大きな乖離を生んだ背景には、
電力会社に義務付けた買い取り制度による影響がある。

同制度は
再生可能エネルギーによる発電に対して昨年7月に導入され、
太陽光発電設備の新設計画を一気に押し上げた。

太陽光発電に設定された
買い取り価格は一キロワット時42円で


「事業者に有利な条件」(電力会社)だったため、
新規事業者が相次ぎ、
11年度までで約530万キロワットだった太陽光発電計画は、
一気に跳ね上がった。

 
さらに、太陽光パネルの価格下落などから
13年度は
買い取り価格が同37.8円へ引き下げられた

こともあり、事業者の計画を煽ったのも事実だ。
買い取り価格は計画が認定された年度の価格が稼働後に適用されるため、
事業者が12年度内の申請に一斉に駆け込んだのだ。





・・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2013-09-22 06:37 | 資本