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by 幸田 晋

政府、福島第1原発の汚染水リスク公表 実現性には疑問も

政府、
福島第1原発の
汚染水リスク公表 

実現性には
疑問も


産経新聞
9月27日(金)21時15分配信より一部

東京電力福島第1原発から
汚染水が漏れている問題で、
政府は27日、

今後起こりうるリスク(危険性)と
その対応策を公表した。

津波で汚染水をためる地上タンクが壊れるケースなど、
まだ対策が講じられていないリスクも提示。

今後1カ月間、
解決のための技術やアイデアを国内外から集め、
問題の収束を急ぐ。

 
一覧表は
「すでに対策を講じているリスク」と
「今後対応の必要のあるリスク」の2つに分類。

地下水を原子炉建屋に寄せ付けない「凍土遮水壁」の有効性が確認されない場合や、
汚染水浄化装置がうまく機能しない場合など、考えられる事態を盛り込んだ。





・・・・(途中略)







政府が公表したリスク一覧表は、後手に回っている汚染水処理に対する批判をかわす狙いもある。
ただリスクへの対応策の案には実現性に問題がみられるほか、
経済産業省幹部が「現時点で正確に把握できないリスクがある」と認めるように、
抜本的な解決策の検討はこれからだ。

 
この日非公開で
開かれた政府の汚染水処理対策委員会では、
有識者から「対策の効果が出るまでにトラブルが生じた場合どうするか」といった指摘や、
「明確な(解決の)ゴールを設定すべきだ」とリスク一覧表に疑問を呈する声が出た。






・・・・(途中略)





汚染水を減らし海洋放出を目指すため、

浄化装置では取り除けない
放射性物質のトリチウムを分離する
技術の導入も検討項目に入った。

しかし
水溶性のトリチウムを分離することは難しく、
費用も1トン2千万円という試算がある。

福島第1原発の汚染水の量に換算すると、
10兆円以上かかってしまい、
現実的な案とはいえない。


(原子力取材班)
by kuroki_kazuya | 2013-09-28 06:47 | 東電 出鱈目 資本