スキーにはまっています。


by 幸田 晋

福島第1原発廃炉までの工程について、社会部記者が解説します。

福島第1原発

廃炉までの
工程について


社会部記者が
解説します。


フジテレビ系(FNN) 11月10日(日)18時54分配信より一部

11月中にも、
福島第1原発で
核燃料の取り出し作業が始まり、
廃炉に向けて、大きな1歩を踏み出します。

福島第1原発の1号機から4号機のうち、
11月中にも核燃料の取り出しが始まるのは、
4号機です。


福島第1原発の廃炉までの工程について、社会部原発担当の加藤 崇記者が解説します。

(4号機から燃料棒を取り出すということだが、現状はどうなっている?)

4号機は、水素爆発で建屋が損傷している状態です。

その4号機の上の方にある使用済み燃料プールには、
1,533体の核燃料があり、

そのため、建屋が倒壊するなどの懸念があるので、
核燃料を比較的安全な地上のプールに移すところに、
今回の目的があります。


(どうやって取り出して、移していく?)

4号機には上部に、燃料を取り出すためのクレーンを作るための鉄骨が組み上がっています。

(鉄骨が組まれたあとの作業はどうなる?)

まず燃料を、水中で移送用の容器に移します。
その容器をクレーンでつり上げ、地上のトレーラーに載せたあと、
共用プールに移すという作業が行われます。

(どれくらいで全て移動できる?)

東電と政府が作った
廃炉への工程表ですが、

2014年末、
1年間で1,533体全てを
移し終える予定ということになっています。


(4号機は、がれきの撤去作業など、第1期が終了し、これから第2期の核燃料取り出しの工程に入るというこ
とですね。一方、1・2号機は2017年度、そして、3号機が2015年度から、第2期の燃料の取り出しを始める計画です。そして、1・2・3号機の工程にある第3期、溶融燃料の取り出しというのは、どういうこと?)

実は大震災の時、4号機は定期点検中だったため、原子炉内には燃料がありませんでした。

一方で、
運転中だった1号機から3号機には、
原子炉内には溶けた燃料があった。

これを
いかに取り出すかが、
今後の最大の問題となります。



・・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2013-11-11 06:55 | 東電 出鱈目 資本