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by 幸田 晋

<秘密保護法案>衆院委可決 怒号の中 あっさり

<秘密保護法案>
衆院委可決 
怒号の中 
あっさり


毎日新聞 11月26日(火)13時20分配信より一部

審議入りからわずか20日。
特定秘密保護法案が26日午前、
衆院国家安全保障特別委員会で
怒号の中、可決された。

前日の福島市での地方公聴会では、
7人の参考人全員が
法案に懸念を突きつけたばかり。


各種世論調査でも反対や慎重審議を求める声が多数を占める中での
与党による強行採決に、
野党議員や識者からも批判の声が上がった。


◇民主議員「おかしいよ」「立法府の敗北だ」

午前11時10分すぎ、
最後の質問者の玉城デニー氏(生活)が慎重審議を求めた。

有権者から送られたファクスの束を右手で振り上げ
「反対討論を許さないような言論封殺はいけない」と審議打ち切りをけん制。

だが、その直後、
額賀福志郎委員長(自民)は
安倍晋三首相に退席を促したうえで、
自民議員の
審議打ち切り動議を取り上げた。


民主党議員らが委員長席に集まり「おかしいよ」などと抗議の声を上げるが、
額賀委員長は淡々と「採決を行います」と発言。

野党議員の怒号が飛び交う中、
委員席の大半を占める自民、公明の与党と、みんなの党の議員は、
自民党理事の岩屋毅氏の合図で黙って立ち上がり、
法案はあっけなく可決された。

 
後藤祐一氏(民主)は
2階の傍聴席に向かって「こんな与党に民主主義は任せられない」と叫んだ。

民主党理事の大島敦氏も
「これは行政府のスケジュールにのっとった審議だ。立法府の敗北だ」と語った。


・・・(中略)


◇特定秘密保護法案の審議経緯

9月3日 自民党が特定秘密保護法案の概要を大筋で了承。
       政府は国民からの意見(パブリックコメント)募集を開始

  17日 パブリックコメント締め切り。約9万件のうち77%が反対意見

10月17日 国民の知る権利などに「十分配慮」するとの規定を盛り込んだ法案の政府最終案決定

  25日 安倍晋三内閣が法案を閣議決定し、国会に提出

11月7日 衆院国家安全保障特別委員会で審議入り

  20日 与党がみんな、維新両党と法案修正合意

  25日 同委が福島市で地方公聴会を開催

  26日 同委で法案が与党側の強行採決で可決
by kuroki_kazuya | 2013-11-27 06:15 | 憲法