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by 幸田 晋

<猪瀬都知事>5000万借金は内規違反、職員なら免職も

<猪瀬都知事>
5000万借金は

内規違反、
職員なら免職も


毎日新聞 11月30日(土)16時0分配信より一部

医療法人「徳洲会」グループから
5000万円を提供されていた
東京都の猪瀬直樹知事が

「個人的な借り入れだった」と
主張している問題で、

当時副知事だった
猪瀬氏の行為は

利害関係者からの借金などを禁じた
「都職員服務紀律」違反に当たる
疑いがあることがわかった。

都によると、
違反した職員は
免職など懲戒処分の対象になる
が、


知事になった猪瀬氏は
対象外といい、
専門家から

「知事は
一般の職員以上に
倫理面の厳しさが求められるのに」
と批判が上がっている。



都職員服務紀律は1943年に制定され、
職務上の「利害関係者」からの利益供与を禁じている。

都人事課によると、
借金も利益供与とみなされ、
職責の大きさや職務への影響、
信用失墜の度合いなどを踏まえて
処分の程度が決まる。



・・・(中略)


都は
紀律のほかにも
「懲戒処分の指針」で、

一般職員が
利害関係者から
利益供与を受けた場合は
懲戒処分にすると定めている。


これまでに
▽02年に都発注の電気工事で知り合った業者から99万円を無利息で借りた主税局主事を懲戒免職

▽11年に、かつて指導・監督する立場だった福祉施設の関係者に
  50万円の借金を申し込んだ主事を停職3カ月--などの処分にしている。

 
太田肇・同志社大教授(組織論)は

「知事は一般職員以上に大きな権限があり、
倫理面で一層の厳しさが求められる。
自らを律しないと職員にも示しがつかない。
猪瀬氏は潔白を主張するのであれば、
辞職して都民の審判を仰ぐべきではないか」

と話している。
by kuroki_kazuya | 2013-12-01 06:56 | 記録 重要