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by 幸田 晋

原発依存があだ 厳しい経営状況 九州電力

原発依存があだ 
厳しい経営状況 
九州電力


佐賀新聞
2013年12月24日より一部

2013年9月中間決算で
357億円の純損失を計上した
九州電力。


電気料金値上げや経費削減などで
赤字幅は前年同期比で1138億円縮小したものの、

電力10社で
最大の赤字となった。
業界トップレベルの
約4割という原発依存度の高さが
厳しい経営状況を招いている。


再稼働が見通せない中で、
瓜生道明社長は通期の黒字化について「非常に難しい」と話す。

4月からの電気料金値上げの増収効果は303億円。
九電は年間約1200億円の増収を見込んでおり、
半期では600億円程度の収入が増える計算だ。


しかし、企業向けは年1回の契約更新に合わせて料金を上乗せするため、
効果が出るのが遅れている。
初年度の増収効果は1200億円には届かないという。

一方、円安で火力発電の燃料費がかさみ、
全体の燃料費は
前年同期比383億円増の
3723億円に膨らんだ


電気料金の値上げ幅算定時に想定した玄海原発3、4号機の再稼働時期は12~1月。
九電によると、再稼働が1カ月遅れると、燃料費が300億円増える計算だ。

ただ、記録的な猛暑だった今夏も、
他電力から電力の融通を受けるなどして原発なしで乗り切った。
今冬も今のところ火力発電所の目立ったトラブルがなく、需給は安定している。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2013-12-25 06:48 | 九電労組