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by 幸田 晋

<火力発電>三菱重と日立が事業統合 新会社を発足

<火力発電>
三菱重と日立が
事業統合 
新会社を発足


毎日新聞 1月31日(金)21時35分配信より一部

三菱重工業と日立製作所は2月1日、
火力発電事業を統合し、新会社を発足させる。

中国など新興国を中心に火力発電の需要が高まる中、
統合で事業規模を拡大、製品の開発力や品ぞろえを強化し、
世界市場で先行する米ゼネラル・エレクトリック(GE)や独シーメンスを追い上げる考えだ。

三菱重と日立は統合後数年間で売上高を現在の約2倍の2兆円にする目標を掲げる。

ただ、海外メーカーとの受注競争は激しさを増しており、
目標実現には統合効果を早期に引き出すスピード経営が求められそうだ。

 
新会社の名称は「三菱日立パワーシステムズ」(本社・横浜市)で
三菱重が65%、日立35%、
それぞれ出資する。

両社が事業統合に踏み切ったのは、国内市場での成長が見込めない中、
世界市場でシェアを拡大できる競争力を付けなければ「事業が生き残れない」(日立首脳)と判断したためだ。

 
三菱重は大型ガスタービンに強く、東南アジアや中東に販売基盤を持つ。

一方、日立は中小型ガスタービンが主力で、欧州やアフリカで受注実績を上げている。

このため、今回の統合では世界戦略上の補完関係が期待できる。

 
統合後の新会社の火力発電事業の売上高は
単純合算で約1兆1000億円となる。

ただ、ライバルのGE、シーメンスの2兆円超(水力や風力なども含む)にはまだ及ばず、
三菱重出身の西沢隆人社長ら新会社の経営陣には、
統合を受注拡大につなげる営業力も求められそうだ。

新会社では両社のタービンとボイラーを組み合わせた高効率の火力発電システムや、
遠隔監視で補修などを行うサービスを提案し、新興国などでの受注を伸ばしたい考え。



・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2014-02-01 06:07 | 九電労組