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by 幸田 晋

<関西電力>「5000万くらい?」…談合は昭和の時代から

<関西電力>
「5000万くらい?」

…談合は
昭和の時代から


毎日新聞 2月1日(土)2時45分配信より一部

関西電力が
発注した送電線設備工事を巡り、
200人近い関電社員が
受注業者の談合に関与した疑いが
あることが公正取引委員会への
取材でわかった。


「5000万くらい?」「もうちょっと上」。
関西電力が発注した送電線設備工事を巡る談合疑惑で、
関電社員は業者とこんな会話を繰り返し、非公開の予定価格を教えていたという。

「談合は昭和の時代から続いていた。電気料金に跳ね返るのに関電の意識は低すぎる」。
200人近い社員の関与が疑われることに、公正取引委員会の幹部は厳しく関電を批判した。

関電社員が業者に予定価格を教えるのは、入札前に指名業者を集めて開く現地説明会やその直後だった。

公取委によると、関電社員の価格の教え方は禅問答のような形の他、金額をズバリと教えることもあった。
予定工事と価格の一覧表を渡す社員もいたという。

「情報交換をしよう」。説明会の後、予定価格を知った業者が他の指名業者に呼びかけ、
近くの喫茶店などに集まり、コーヒーなどを飲みながら、落札業者を決めるなど談合をしていたという。

ある業者の男性(55)は「ほとんどの人が民間の工事は談合しても罪に問われないと思っていた。
予定価格も事前に分かり、受注業者も話し合って決まる。これだけ楽なことはない。
やりたい放題だった」と振り返った。

 
公取委の調査では、過去の受注での貸し借りを表した「星取表」が多数、見つかった。
談合は昭和時代から続いていたとされる。
抜けようとする会社が現れると、関電のグループ会社のきんでんなど、主導的な4社が
「これまで一緒にやってきた仲間じゃないか」と説得した。



・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2014-02-01 06:48 | 九電労組