スキーにはまっています。


by 幸田 晋

ソフトバンク電力小売参入、電力自由化のメリット・デメリットは?

ソフトバンク電力小売参入、電力自由化のメリット・デメリットは?

THE PAGE 2月9日(日)10時0分配信より一部

ソフトバンクが電力の小売事業に参入する意向を固めました。
電力の小売りが自由化される2016年をメドに、
家庭向けに電力の販売を行う予定です。


電力の自由化は利用者にとってどんなメリットがあるのでしょうか?

現在の制度では、電力は地域ごとに設立された電力会社が独占的に供給することになっています。
しかも電力料金は、電力会社がコストを積み上げる総括原価方式によって算定することになっています。
電力会社間には競争がありませんから、事実上、電力会社の言い値で電気料金が決まっていたわけです。

2013年11月に成立した
電力システム改革法(改正電気事業法)
では、

電力事業への参入や電気料金設定について自由化することが盛り込まれました。
2016年から電力小売業への参入が原則自由となるのですが、
ここにソフトバンクが名乗りを上げたわけです。

2020年からは、
発送電の法的分離や料金の全面自由化が
行われる予定です。



・・・(中略)



しかしながら、地域独占にあぐらをかいていた電力業界に風穴が開くこと自体はよいことです。
ソフトバンクのような事業者が多数参加し、十分な供給能力が確保されることが望まれます。

また利用者も、自由化すれば無条件に料金が下がると考えるのではなく、
選択肢が増えるということが自由化の本質的なメリットであることをよく理解しておく必要があるでしょう。
by kuroki_kazuya | 2014-02-11 06:05 | 九電労組