4~9%の高利回り!太陽光発電は儲かるか
2014年 03月 22日
4~9%の
高利回り!
太陽光発電は
儲かるか
プレジデント 3月21日(金)12時15分配信より一部
東日本大震災から、3年。
地震、津波の被害もさることながら、
その後に続いた福島第一原子力発電所の事故は
多くの人の暮らしを一変させた。
当時、東京電力管内では計画停電が実施され、不便な生活を強いられた人も多い。
そうした経験からか、震災後は住宅の新築の際などに、太陽光発電を導入する人が増えている。
とはいえ、太陽光発電の取り付けにはまとまった初期費用がかかる。
決して安い買い物ではないため、誰もが簡単に導入できるものではない。
だが、長い目で見れば、
太陽光発電はお得で、
十分に初期投資を回収できる
高利回り商品といえるのだ。
そのカギを握るのが、
2012年7月に始まった
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」だ。
太陽光や風力、地熱など
再生可能エネルギーで発電された電気を、
その地域の電力会社が
一定価格で買い取ることを国が約束したもの。
契約した人は、
発電量に応じて10~20年間、
最初に適用された価格(固定価格)で
電力の販売が約束される。
電力需要が少ない日でも、
電力会社には火力発電所などを先に止めて、
再生可能エネルギーを優先的に使うように義務付けられているので、
太陽光発電の契約者は確実に収益を見込むことができるのだ。
買い取り価格は、毎年度見直されることになっており、
13年度に契約した場合は、
太陽光パネルの発電量に応じて次のような価格(税込み) となる。
●10kW以上/発電した電力のすべて、もしくは一部を販売でき、
1kWあたり37.8円。固定買い取り期間は20年間。
●10kW未満/販売できるのは、自家消費した分を除いて余った電力。
1kWあたり38円で、固定買い取り期間は10年間。
たとえば、4kWの太陽光パネルを設置した場合で試算してみよう。
太陽光パネル1kWあたりの費用は40万円程度なので、
4kWなら160万円の初期投資がかかる。
パネルは30年程度の耐久力はあるが、
システム管理をするパワーコントローラーは10年に1回、
約5万円のメンテナンス費用がかかる。
一方、年間発電量は1KWあたり1000kWh程度なので、
4kWのパネルをのせれば約4000kWhを発電できる。
このうち4割を自家消費し、
余剰の6割分を売電した場合に得られる利益は年間約9万円。
11年目以降の買い取り価格は不明だが、
現在の38円が続いたと仮定すると、
17~18年で初期費用は回収できる計算になる。
このほかに、深夜電力を利用したり、
売電量を増やせれば、
回収期間は早めることもでき、
その後は発電した分だけ確実に利益につながっていく。
そのため、
固定価格買い取り制度での電気代を
金融商品に換算すると、
4~9%の利回りになるという試算もある。
・・・(後略)
高利回り!
太陽光発電は
儲かるか
プレジデント 3月21日(金)12時15分配信より一部
東日本大震災から、3年。
地震、津波の被害もさることながら、
その後に続いた福島第一原子力発電所の事故は
多くの人の暮らしを一変させた。
当時、東京電力管内では計画停電が実施され、不便な生活を強いられた人も多い。
そうした経験からか、震災後は住宅の新築の際などに、太陽光発電を導入する人が増えている。
とはいえ、太陽光発電の取り付けにはまとまった初期費用がかかる。
決して安い買い物ではないため、誰もが簡単に導入できるものではない。
だが、長い目で見れば、
太陽光発電はお得で、
十分に初期投資を回収できる
高利回り商品といえるのだ。
そのカギを握るのが、
2012年7月に始まった
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」だ。
太陽光や風力、地熱など
再生可能エネルギーで発電された電気を、
その地域の電力会社が
一定価格で買い取ることを国が約束したもの。
契約した人は、
発電量に応じて10~20年間、
最初に適用された価格(固定価格)で
電力の販売が約束される。
電力需要が少ない日でも、
電力会社には火力発電所などを先に止めて、
再生可能エネルギーを優先的に使うように義務付けられているので、
太陽光発電の契約者は確実に収益を見込むことができるのだ。
買い取り価格は、毎年度見直されることになっており、
13年度に契約した場合は、
太陽光パネルの発電量に応じて次のような価格(税込み) となる。
●10kW以上/発電した電力のすべて、もしくは一部を販売でき、
1kWあたり37.8円。固定買い取り期間は20年間。
●10kW未満/販売できるのは、自家消費した分を除いて余った電力。
1kWあたり38円で、固定買い取り期間は10年間。
たとえば、4kWの太陽光パネルを設置した場合で試算してみよう。
太陽光パネル1kWあたりの費用は40万円程度なので、
4kWなら160万円の初期投資がかかる。
パネルは30年程度の耐久力はあるが、
システム管理をするパワーコントローラーは10年に1回、
約5万円のメンテナンス費用がかかる。
一方、年間発電量は1KWあたり1000kWh程度なので、
4kWのパネルをのせれば約4000kWhを発電できる。
このうち4割を自家消費し、
余剰の6割分を売電した場合に得られる利益は年間約9万円。
11年目以降の買い取り価格は不明だが、
現在の38円が続いたと仮定すると、
17~18年で初期費用は回収できる計算になる。
このほかに、深夜電力を利用したり、
売電量を増やせれば、
回収期間は早めることもでき、
その後は発電した分だけ確実に利益につながっていく。
そのため、
固定価格買い取り制度での電気代を
金融商品に換算すると、
4~9%の利回りになるという試算もある。
・・・(後略)
by kuroki_kazuya
| 2014-03-22 06:27
| 九電労組