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by 幸田 晋

川内原発安全審査の茶番 九電が「活断層調査」の誤り否定

川内原発
安全審査の茶番 

九電が
「活断層調査」の
誤り否定


ニュースサイト ハンター 2014年4月 8日 07:00より一部

川内原発 「原発の安全審査は茶番」
――そうした声が聞こえてきそうな、
電力会社と
原子力規制委員会との
馴れ合い審査の実態が
浮き彫りとなった。

 
原発再稼働第一号になることが確実視される
九州電力川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)の
安全審査をめぐり、

国の地震調査研究推進本部(推本)が
否定したはずの
九電による「活断層調査」を、
九電側が「間違っていない」と
認識していることが明らかとなった。

 
九電が提出した安全審査のための書類には、
推本の指摘を反映させた
基準値振動の値を明記した九電だが、
これ自体、形ばかりのものだったことになる。


否定された九電の活断層調査
 
HUNTERは
昨年1月、
推本が実施した活断層再評価のうち、
川内原発に近接する「市来断層帯」に関する
議事録を
文部科学省に情報公開請求。


平成24年5月17日、同6月25日、同7月26日にそれぞれ行われた
第16回、第17回、第18回の
地質調査委員会長期評価部会の
分科会議事録を入手した。

分科会議事録 議事録によれば、
平成24年に行われた会議で
九電の地質調査結果

(平成21年『川内原子力発電所敷地周辺・敷地近傍の地質・地質構造(補足説明:その2)』。右が表紙)
を酷評

川内原発にもっとも近接する「市来断層帯」を大幅に海側に延ばすなど、
川内原発の安全性に疑問符を付けた形となっていた。
 
市来断層帯に関する議論では、
同年5月17日の第16回分科会で
九州電力の資料を基に議論することで一致。

6月25日には川内原発沖の甑海峡にある甑断層が北に延びる可能性と、
内陸を走る市来断層の海域部分がさらに延びることなどが確認されていた。

詳細な検討については
「原子力保安院の会議で行うべき作業」と指摘し、
再評価結果が
川内原発の安全性評価に
影響を与えることを示唆している。



・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2014-04-09 06:58 | 九電労組