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by 幸田 晋

<都議会>鈴木章浩議員「話す機会逸した」…弁明、苦しく

<都議会>
鈴木章浩議員
「話す機会逸した」
…弁明、苦しく


毎日新聞 6月23日(月)21時37分配信より一部

「誹謗(ひぼう)するためではなかった。早く結婚してほしかった」。
海外にまで波紋を広げた
東京都議会の女性蔑視のヤジ。

23日になって自らの発言だったと
名乗り出た鈴木章浩議員(51)は

謝罪の言葉を繰り返しつつ、
不可解な説明を繰り返した。


議場でほかにヤジを浴びせたのは誰なのか。
謝罪を受けた塩村文夏議員(35)は、
安堵(あんど)感をのぞかせつつも、
釈然としない表情を浮かべた。

鈴木氏は
午後3時、100人超の報道陣で埋まる都庁6階の記者会見場に、
グレーのスーツ姿で現れ、
「皆様に心痛を与えたことを心からおわびします」と深々と頭を下げた。

約40分間の会見中は
表情を崩さず、
激しいフラッシュと矢継ぎ早の質問を受けながら、淡々と答えた。

鈴木氏は
20日の時点で、
報道陣に「私ではない。
『寝耳に水』でびっくりした」とヤジへの関与を否定していた。

この点を追及されると
「さまざまな話が一緒になって報道されていて、話す機会を逸した」と
終始苦しい釈明。

「辞任に値する発言だ、と主張していたが」との
質問には
「そのような発言をしたかどうか記憶がない」と答えた。

会派内の聞き取り調査で
吉原修幹事長の質問に
発言を伝えなかった点について
「うそをついたということか」と聞かれると、
「そうです」と認めた。



・・・(中略)


女性蔑視のヤジを巡る
都議会自民党の対応は
最初から後ろ向きだった。


ヤジが飛んだ18日の本会議後、
議運委員長を務める吉原修幹事長は
「(ヤジは)聞いていない。品位のない発言をしないよう確認すればいいのでは」と
述べるにとどめた。

だが、塩村文夏議員が
同日短文投稿サイト「ツイッター」で経緯を紹介すると、
翌19日夜にはリツイート(転載)が2万件を突破。
都議会事務局に1000件を超える苦情や抗議が寄せられた。

塩村氏は20日、
議長に処分要求書を出したが受理されず、
所属議員への聞き取りをしていた吉原幹事長も
「確認されていない」とした。

この日、自民党の野田聖子総務会長が
「成長戦略を否定しかねない」と激怒。

田村憲久厚生労働相や森雅子・少子化担当相ら
政府・与党から批判が相次ぎ、海外メディアも報道。

発言者特定と処分を求める賛同者が3万5000人を突破した。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2014-06-24 06:15 | 政治・議会