スキーにはまっています。


by 幸田 晋

防衛大、保険金詐欺事件のもみ消し狙い、情報漏えい事件を捏造か? 自衛隊一部から批判も

防衛大、
保険金詐欺事件のもみ消し狙い、
情報漏えい事件を捏造か? 

自衛隊一部から批判も


Business Journal 7月8日(火)3時0分配信より一部

昨秋発覚した
防衛大学校(以下、防大)保険金詐欺事件

(2013年9月27日付当サイト記事
『防衛大保険金詐欺事件~総勢100名が関与か!?
5学生の懲戒放校だけで幕引きしたい防衛省』参照)は、

今年に入ってから
3月に5人、4月に3人の防大生を追加で懲戒退学処分とし、
一応の幕引きを見せたかに見えたが、
意外な方向に波及した。

事件幕引きの陰で、ひとつの冤罪事件が仕立てられた可能性が浮上したのだ。


・・・(中略)


ある若手指導教官は「自衛隊では何か事件が起きると、誰かが詰め腹を切らされます。学校内での不祥事は、普通に考えれば学校長や幹事【編註:副校長と同格の役職】が責任を取るべきですが、防大の学校長は、内閣総理大臣や防衛大臣から直々に請われて防大に来た人物なので、経歴に傷をつけるわけにはいかないのです。幹事も同様です」

こうした声は、防大関係者、OB、現役学生から多数確認している。

また、被害者の立場である
三井住友海上火災保険が、
なぜ被害届を出さないのかと指摘する声は、
防大内外から数多く上がっていた。


その中でも最も多かったのが「自衛隊と三住海上、両者の関係をよく調べてほしい」というものだ。

防衛省の資料を調べたところ、
直近8年間で1佐以上の高級幹部自衛官から三住海上に再就職した者は、
2006年度で6人、07年度で4人、08年度で3人、11年度で2人、12年度に5人、13年度で1人の合計21人いることが判明した。

09年と10年には1佐以上の天下りはなかったが、
その背景についてある三住海上社員は、
「08年の株式移転や10年の経営統合などグループ内での経営環境の変化から、
自衛隊高級幹部の天下りを受け入れる余裕がなかったのではないか」という。
事実、経営環境が落ち着いた11年度からは、再び天下りを受け入れている。

自衛隊にとっては、三住海上は密接な関係を保持しておきたい企業だ。

自衛隊OBは他省庁に比して天下り先が多くない。

三住海上なら高級幹部自衛官の天下り先として申し分ない優良企業。

防大保険金詐欺事件で折り合いが悪くなることは避けたいところだ。

三住海上にとっても同様だ。
全国22万人の隊員を擁する自衛隊は
超優良顧客であり、
そこのOBを迎え入れれば、
よりパイプを太くすることになる。


防大保険金詐欺事件は、長年続いた防大の悪弊とはいえ、それを上回るに十分な利益を自衛隊はもたらしてくれている。事件発覚当初、被害者でありながら事を公にしなかったのは、そうした背景が少なからず影響を与えていたのだろう。


・・・(中略)


防大上層部に属する高級幹部職員によると、
発覚当初こそ問題とされた保険金詐欺事件だが、
防大上層部では、いつしかそのベクトルは「情報漏えい事案」へと移っていき、
当初事態究明派だった幹事も、いつの間にか収束派へと変わっていったという。

今年4月、防大はHP上で「保険金詐欺事件に関するすべての調査は終わった」と発表した。
だが、この保険金詐欺事件で学校長以下、誰も責任は取っていない。
そして三住海上と自衛隊の蜜月ぶりは、これからも変わらないだろう。
by kuroki_kazuya | 2014-07-08 05:55 | オンブズマン | Comments(0)