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by 幸田 晋

福島第1「凍らない」氷の壁 規制委が抜本対策指示「冷却能力3倍に」

福島第1
「凍らない」氷の壁 

規制委が
抜本対策指示
「冷却能力3倍に」


産経新聞 7月8日(火)7時55分配信より一部

東京電力福島第1原発の
2号機タービン建屋と
トレンチ(地下道)間にある
汚染水を遮断する

「氷の壁」が凍らない問題で、

原子力規制委員会は
7日、検討会を開き、
「このままでは凍らない」と指摘、
冷却能力を3倍に上げるなど
早急に抜本対策を講じるよう東電に指示した。


3号機でも氷の壁の造成工事が進められているが、2号機での凍結が成功するまで工事中止を要請した。

「氷の壁」は、
建屋とトレンチの接合部にセメント袋を並べ、
そこに凍結管を通し周囲の水を凍らせる工法。


トレンチには
高濃度の汚染水が約1万トンたまっており、
汚染水の海洋流出を防ぐために用いられる。


この日の検討会では、
東電が温度変化を測定したデータを用い、
「トレンチから温かい水流がゆっくりと建屋へ流れている」と凍らない原因を説明。

零下約30度までいったんは冷えたが、
1カ月後には約10度まで温度上昇していたことも明らかにした。

規制委の更田(ふけた)豊志委員は
「このまま続けていても、(氷の壁が)凍るとは考えにくい」と指摘。

東電が示したトレンチ内にセメントを少しずつ流し込んで壁を造る代替案ではなく、
「少しくらいの水の流れがあっても、ガチンガチンに凍るように冷却能力を上げるべきだ。
トレンチにある汚染水は今そこにある最大のリスクだ」と強調した。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2014-07-09 06:36 | 核 原子力