スキーにはまっています。


by 幸田 晋

広瀬 隆 原子力規制委と規制庁はすでに日本人にとって不要な存在である

広瀬 隆 
原子力規制委と
規制庁は
すでに日本人にとって
不要な存在である


たんぽぽ舎です。【TMM:No2220】
2014年7月9日(水)午後 09:34
地震と原発事故情報より転載


┏┓
┗■2.原子力規制委と規制庁はすでに日本人にとって不要な存在である
 |  原子力発電所が不要なのだからそれを規制しているかのような
 |  ジェスチャーも不要
 └──── 広瀬 隆 (下)
            7/8発信の【TMM:No2219】★2(中)より続く

○ だからこそ、5月21日に福井地裁が大飯原発3・4号機の運転差し止めを関西電力に命じた判決文に、
「我が国において記録された既往最大の震度は岩手宮城内陸地震における4022ガルであり、
岩手宮城内陸地震は大飯でも発生する可能性があるとされる内陸地殻内地震である。

この既往最大という概念自体が、有史以来世界最大というものではなく近時の我が国において最大というものにすぎない。(よって原発のシステムを崩壊させる)1260ガルを超える地震は大飯原発に到来する危険がある。」
としたのではなかったか? 

この判決文にある大飯原発は、
「大飯原発および日本国内すべての原発立地地点」と読み替えることができる。

つまり川内原発にも適用できる判決文である。
 
こうした歴史的な事実を無視して
平気な、ほとんどド素人と呼んでもよい人間たちが、
今日も川内原発の耐震性の審査をしているのだ。


○ そのド素人の代表が、
9月から原子力規制委員に就任する
田中知(さとる)である。
この男は、
今述べたような原発耐震性の計算が
阪神大震災の直後に完全に崩壊している中で、
急いで六ヶ所再処理工場の
運転開始にゴーサインを出した
「再処理工場安全性チェック検討会主査」であった。
これほど頭の悪い人間が、
東大の工学部教授だったことを信じられるか?


日本原子力学会・福島発電所事故調査委員会委員長だったって?
田中知は、
その六ヶ所再処理工場を運営する
日本原燃から金をもらっていたが、
その金額は明らかにできないって?
(朝日新聞7月5日一面トップ)。
いい加減にしろ! 
このままでは、家族が外にも出られない。


○ 川内原発は、
1号機が
今年で運転開始から30年だ。
2号機は29年だ。
万一再稼働できても、先はほとんどない。
危険きわまりない老朽原発である。


桜島の噴火は、
毎年1000回を超えている。


この原発を思い切って廃炉にすると、
九州電力の会計上は、
4500億円の特別損失が出ることが分っている。
しかし九電は、
原発再稼働に向けて3200億円の無駄な出費をして、
ますます経営を悪化させているではないか。
廃炉の実質的な出費は、
4500億円−3200億円=1300億円でしかない。


頭の悪い経営者と国会議員たちだな。

福島原発事故の処理で
すでに11兆円を
国民が負担している日本だぞ。


1300億円なら、その100分の1ですむ話ではないか。

これで分るだろう。
原子力規制委員会と規制庁は、
すでに日本人にとって、不要な存在なのである。

なぜなら、
原子力発電所が不要なのだから、
それを規制しているかのような
ジェスチャーも不要なのである。


お前たちは、
虚しい猿芝居をやめて、
別の仕事を探せ!


人生を無駄にするな。
by kuroki_kazuya | 2014-07-10 06:53 | 核 原子力