=激震オスプレイ=有明海の干潟保全大丈夫?
2014年 07月 29日
有明海の
干潟保全大丈夫?
佐賀新聞 2014年07月28日 09時52分より一部
■「ラムサール」登録気もむ
佐賀空港(佐賀市)に
新型輸送機オスプレイを配備する防衛省要請を受け、
同市東与賀町の干潟を
「ラムサール条約」に登録する計画への影響を懸念する声が、
地元住民らから上がっている。
同干潟は「シギ・チドリの飛来数日本一」。
市は申請面積を大幅に縮少することで、
登録申請に必要な県や地元漁協などの同意を得るための「環境」を整えたばかり。
配備計画が同意の妨げにならないかと気をもむ。
一方、干潟の保全に取り組む地元住民も
「仮に配備されれば、騒音で野鳥が飛来しなくなるのでは」と危ぐする。
・・・(中略)
一方、オスプレイが配備された場合、
環境そのものへの影響を懸念する声もある。
佐賀空港と登録申請予定地は、最短で約2キロと近接。
それだけに、干潟を次世代に残そうと活動してきた
東与賀まちづくり協議会(西久保充会長)には、
住民から心配する電話などが寄せられた。
「騒音の影響が気がかり。
渡り鳥はもちろん、
ムツゴロウなど干潟の生物がみられなくなるのでは。
地域活性化の核である干潟を、
宝の海を守ってほしい」と訴える。