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by 幸田 晋

「雇われ日本人、ベトナム戦争で犠牲に」の報道に驚愕

「雇われ日本人、
ベトナム戦争で犠牲に」の
報道に驚愕


寄稿:池田龍夫

【NPJ通信・連載記事】読切記事 
2014年8月13日より転載


日本敗戦の8月から69年の歳月が流れた。
原爆の日の紙面に「日本は69年間戦死者を出していない」との見出しが躍ったが、
平和憲法の支柱を日本人が守り抜いた成果を喜びたい。

しかし、
「雇われ日本人、ベトナム戦争で犠牲に」との報道に驚かされた。

毎日新聞がスッパ抜く。

毎日新聞が8月4日付朝刊で始めた連載企画
「平和のとなりで」第1回に、
「米軍に雇われた日本人1000人超がベトナム戦地へ」を掲載したのだ。


「当時の関係者を訪ね、資料を集めるうちに、
(日本人の)戦地派遣が想像以上の規模だったことが分かってきた。
佐世保(長崎)横須賀(神奈川)の米軍基地から米軍艦船に乗り組み、
総数は1000人を超すとみられる。(中略)危険と隣合わせだった実態も分かってきた。

68年9月、軍の下請けの米民間輸送船がメコン川で攻撃され、
中国人船員が死亡し、沖縄の船員が負傷した。

死亡した日本人もいた。
『日本人船員射殺される/ 南ベトナム /米舟艇の乗組員』。
当時の毎日新聞の見出しだ。

中部の港町で64年1月、南ベトナム政府の治安部隊に撃たれたという。

記事は、犠牲者を『サイトウ・ケンゾウ(年齢、出身地不明)』と報じた。

(中略)ベトナムで亡くなった日本人を探して、
千葉県館山市の漁師町にたどりついた。

同市船形の斉藤賢三さん(死亡時28歳)。
兄(82歳)の話によると、弟は日本の仲介業者と契約し、
1961年ごろから米軍で働いていたという。

別な情報によると、
米軍横須賀基地では5000人の日本人が働き,
うち2000人が艦船の修理に従事していたようだ」

日本政府に徹底調査を求める

毎日記者執念の特ダネと称賛したい。

米軍の下請け日本人がいたに違いないが、
犠牲者までいたことに驚く。

ベトナム戦争でこうなら、
イラク戦争でも
日本人が徴用されていたのではないか。
政府はこの実態を知りながら、
口を閉ざしていたのだろうか。

外交文書を徹底的に調べ上げ、
真実を公開してもらいたい。


また毎日新聞だけでなく、
他メディアも、
隠されている外交案件を粘り強く追及してほしい。

池田龍夫 (いけだ・たつお) 毎日新聞ОB。
by kuroki_kazuya | 2014-08-14 06:15 | 対米 従属 | Comments(0)