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by 幸田 晋

津波対策置き去り 汚染水流出の恐れ 第一原発

津波対策置き去り 
汚染水流出の恐れ 

第一原発


福島民報 2014/08/17 08:31より一部

廃炉作業が続く東京電力福島第一原発は、
津波による放射性物質の海洋流出を防ぐための
十分な対策が講じられていない。


原子力規制委員会は原発事故から3年余りが経過した今月、
流出が以前から懸念されていたとして、
9月にも東電に対応を求める方針を打ち出した。

政府と東電が
原発事故発生から3年以上、
津波対策を後回しにしていた状況に、
避難住民らは対応の遅れを批判する。


■規制委の指摘

「はらはら見守っているのが実情。なるべく早く(対策を)実施してもらいたい」。

7月に開かれた規制委の定例会合で
地震や津波などを専門とする島崎邦彦委員は、
福島第一原発の地震・津波対策を
本格的に検討してこなかった
現状への懸念を口にした。

 
福島第一原発では、
海側にあるトレンチ(ケーブルなどの地下管路)内に
大量の高濃度汚染水が滞留。
2、3号機のタービン建屋につながるトレンチ内だけで
約1万1千トンに上る。

東電はトレンチ内の汚染水の抜き取りを目指し、
凍結止水工事を進めているが、
水温が想定より下がらず難航している。
 
規制委は今になって
敷地が津波で浸水した際に
トレンチ内などにたまった汚染水が
海に流れ出るリスクを指摘。
9月までに東電に津波対策を施すよう
指示することを決めた。

 
規制委をはじめ、政府、東電は
汚染水から大半の放射性物質を取り除く
多核種除去設備(ALPS)の試運転、
凍土遮水壁着工など
目の前の汚染水対策に追われ、
津波への対応が置き去りになった。

津波が
凍土遮水壁などの
汚染水対策にもたらす
影響も不透明だ。



・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2014-08-18 06:53 | 東電 出鱈目 資本