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by 幸田 晋

[ヘイトスピーチ]現状放置は許されない

[ヘイトスピーチ]

現状放置は許されない


沖縄タイムス 社説 2014年9月2日 05:30より一部

特定の人種や民族への
差別的な言動を繰り返す
「ヘイトスピーチ」(憎悪表現)に対し、
国際社会から厳しい目が向けられている。


国連の人種差別撤廃委員会は、
対日審査会合の最終見解で、
ヘイトスピーチを法律で規制するよう
日本政府に勧告した。


人種差別をあおる行為に関与した個人や団体を捜査し、
必要なら起訴するよう求めている。

これらの行為をあおる政治家らに対しても適切な制裁を下すよう求めた。

ヘイトスピーチをめぐっては、
7月にも国連人権規約委員会が、禁止するよう日本政府に勧告したばかりだ。


京都市の朝鮮学校に対して
「在日特権を許さない市民の会」(在特会)が行った
街宣活動に対して
昨年10月、京都地裁は
国連の人種差別撤廃条約を根拠に
「人種差別にあたる」として違法性を認定。
今年7月、大阪高裁も1審を支持し、
在特会に対し損害賠償を命じている。


人種差別撤廃条約は1969年に発効、
日本は95年に批准した。

条約は加盟国に「人種差別の扇動」などを禁じる法整備を求めているが、
日本は憲法で保障された「表現の自由」に抵触する恐れがあるとして、
法規制に慎重な立場を崩していない。

しかし、今回の対日審査では
ヘイトスピーチに対し、委員から
「人種差別の扇動は規制しても表現の自由の侵害にはならない」という意見が相次いだ。

国際世論がヘイトスピーチ規制を求める強い決意を示したものである。

日本はもはやこれを放置することは許されない。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2014-09-03 06:15 | 反動