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by 幸田 晋

<川内原発>耐震工事なし 新基準想定引き上げ後

<川内原発>耐震工事なし 

新基準想定引き上げ後


毎日新聞 10月19日(日)9時0分配信より一部

九州電力が年明けの再稼働が見込まれる
川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)について、

想定する最大の地震の揺れ
「基準地震動」を620ガル(ガルは加速度の単位)に
引き上げて以降、

新たに実施を決めた
耐震工事はないことが、
同社などへの取材で分かった。


九電は
「約半年かけて主要施設がどの程度揺れるかを評価したが、
(工事が)足りないところはなかった」とし、

これを踏まえた「工事計画」を月内にも原子力規制委員会に提出する。

九電は3月、
算定根拠を明確に示さないまま地震動を引き上げた経緯があり、
九電や、審査する国は、詳しい説明が求められそうだ。


・・・(中略)


一方、620ガルの地震動が
確定した今年3月以降については、

原子炉格納容器など
個別設備に働く地震波の強さを評価したと説明。

九電は
「耐震強度に余裕がなくなる可能性もあったが、問題ないと確認した」とし、
耐震工事の追加予定がない
ことを明らかにした。


規制委に提出する工事計画認可の補正書に、
この評価結果を記し、認可を待つことになる。

鹿児島県などが主催した
9日の住民説明会では
「地震動の引き上げに伴う安全強化策が分からない」
(薩摩川内市の男性)と
疑問の声も出ている。



・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2014-10-20 06:53 | 核 原子力