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by 幸田 晋

<東通原発>歯切れ悪い「灰色」決着・評価書案

<東通原発>

歯切れ悪い
「灰色」決着・評価書案


河北新報 2014年12月23日火曜日より一部

2年を超える議論の帰結は、歯切れの悪いものだった。

原子力規制委員会の有識者調査団は
22日、東北電力東通原発(青森県東通村)の敷地内断層について
「活動性が否定できない」とする評価書案を示した。

活断層の可能性を指摘した昨年5月の表現から後退。
「灰色」の裁定が適合性審査に委ねられる。

有識者と東北電の議論は終始交わらなかった。

活動性を否定する東北電は
「粘土鉱物の体積膨張」との主張を前面に押し出した。
昨年は大規模な追加調査を実施し、外部専門家の意見も交え論陣を張った。

有識者には膨張の関与を一部容認する意見も出たが、
世界的にも報告例が少ない学説に、大勢は懐疑的だった。

厳格な姿勢で知られた島崎邦彦前委員長代理の退任後も、
その流れに大きな変化はなかった。

膨張論争が長期化する中、
調査団の位置付けは微妙に軌道修正された。

規制委は今月3日、調査団が活断層と評価した原発も、
審査した上で最終判断する方針を確認。

「クロ」「シロ」の両論併記を認め、
法的裏付けを持たない議論の幕引きを図った。



・・・(中略)


調査団は妥協を許さぬ姿勢で
福島第1原発事故前の活断層議論の不備、
原発規制の甘さを白日にさらした。

多大な時間と労力をかけた調査団の議論を引き継ぎ、
規制委は科学的姿勢を貫いた判断を下してほしい。
by kuroki_kazuya | 2014-12-24 06:59 | 核 原子力 | Comments(0)