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by 幸田 晋

<佐賀知事選>農協改革に影響も 安倍政権、敗北に衝撃

<佐賀知事選>

農協改革に影響も 
安倍政権、敗北に衝撃


毎日新聞 1月12日(月)0時22分配信より一部

政府・自民党は
佐賀県知事選で与党が推薦した樋渡啓祐氏(45)が敗北したことを受け、
規制改革の柱と位置づける
農協改革に向けた勢いがそがれることを警戒している。

農協改革に反対する地元農協の
政治団体「県農政協議会」が推薦した
元総務官僚、山口祥義氏(49)が当選したことで、
統一地方選を前に
「農協を敵に回して選挙は勝てない」と受け止められかねないからだ。

知事選では、
全国農業協同組合中央会(JA全中)の権限を縮小する
政府の農協改革案が争点になった。

安倍政権は
規制改革で農業に競争原理を取り入れ、成長産業に育成したい考えだ。

政権が「岩盤規制打破」と位置付ける
農協改革の成否は成長戦略全体の行方を占う
試金石にもなりつつある。

樋渡氏の応援に入った菅義偉官房長官は
「(農業の)6次産業化を進め、農家の所得を上げる改革を行う」と述べ、
農業の改革を推進する姿勢を強調した。

これに対し、JA全中は
農協改革を強く警戒している。
先の衆院選でも自民党の候補者に
農協改革を後退させるための政策協定書に
署名を求めるなど圧力をかけてきた。

こうした経緯もあり、政権側は「改革派」の樋渡氏を全面支援。

菅氏のほか、自民党の谷垣禎一幹事長、
農協改革の旗振り役の稲田朋美政調会長らを続々と投入した。
終盤では「半馬身か1馬身、樋渡氏が抜けた」(党幹部)とみていただけに衝撃を受けている。

政府・自民党は
あくまで農協改革を断行する方針だ。

ただ、農協側は、
農協改革を掲げたことが自民党の敗因と訴え、
全国で改革骨抜きのための圧力を強めていくのは必至だ。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2015-01-12 06:05 | 政治・議会