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by 幸田 晋

<水俣病債務>チッソ返済4年間猶予 「自助努力が前提」

<水俣病債務>
チッソ返済4年間猶予 
「自助努力が前提」


毎日新聞 1月23日(金)21時59分配信より一部

水俣病被害者救済特別措置法(特措法)に基づく
未認定患者救済策の原資として
原因企業チッソ(東京)が
熊本県から借りた約942億円
(2013年度末現在、利子含む)について、
国は
15年度から始まる予定だった返済を
4年間に限り猶予することを決めた



・・・(途中略)


チッソは特措法救済策以外にも、
認定患者への補償などの原資として
県から約1327億円(13年度末現在、利子含む)を借り、返済を続けている。

これに特措法分の返済が重なるため
「一時的な負担増を回避したい」として昨夏、
国や県に返済猶予を求めていた。

特措法救済策では、
未認定患者でも代表的症状とされる感覚障害があれば一時金210万円を支給。

対象者は熊本県1万9306人、鹿児島県1万1127人に上った。

チッソは、
その原資として熊本県から18回にわたり計約755億円(元本)を借り、30年間で返すことになっている。

県は貸付額の85%を国からの補助金、残りを交付税措置される県債発行で賄った。

チッソの公的債務を巡っては
1995年の政治決着に基づく未認定患者救済策の際、
国は
経営難を理由に
チッソの債務約269億円を帳消しにした



・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2015-01-24 06:25 | 資本