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by 幸田 晋

杉良太郎、福島第1原発視察「大変さ分かった」作業員激励

杉良太郎、
福島第1原発視察
「大変さ分かった」作業員激励


スポーツ報知 3月6日(金)7時4分配信より一部

 2011年3月11日の東日本大震災から丸4年を目前にした5日、歌手で俳優の杉良太郎(70)が、収束作業中の福島第1原子力発電所(福島・双葉郡)を視察した。

芸能人として初めて福島原発に入った杉は4号機建屋内の燃料プールなどを見て回った。小野明所長や作業員に「みなさんの決死の覚悟のおかげで今の日本がある。自分もいつでも作業を手伝いたい」と激励。スポーツ報知文化社会部の高橋誠司デスクが同行取材にあたった。

白い防護服にマスク姿の杉を乗せた視察のバスが
原子炉建屋が並ぶ海抜10メートル地点に近づくと、
東電職員が手にした線量計の数値が
それまでの10倍以上に跳ね上がった。
「毎時123マイクロシーベルトです!」。
1時間そこにいれば、
ICCP(国際放射線防護委員会)が勧告する
一般人の年間線量限度(1ミリシーベルト)を超えてしまう。

今回の行程の最高線量地点に一気に緊張が高まる中、
バスを降りて4号機建屋内に移動。

昨年12月に1535本あった燃料の取り出し作業を終えたばかりの
使用済み核燃料プールを食い入るようにのぞきこんだ。

約1時間のバス視察では、
いまだに線量が高く、作業が難航している1~3号機を遠巻きに、
汚染水タンクや多核種除去設備(ALPS)、
汚染水漏れ対策の護岸工事などを見て回った。

防護服を脱ぐと「線量も上がっていったし、建屋の中ではちょっと緊張した。
本当は作業もしたかったけど視察しただけでも大変さが分かった」と振り返った。

 同原発では現在1日約6000人の作業員が働いている。3年前には約20キロ離れた拠点のJヴィレッジで激励コンサートを行ったが、今回は現場をじかに見て作業員を励ましたいという希望がかなった。45年前に原爆病院を慰問をして被爆者に衝撃を受けたというエピソードを語り、「みなさんの決死の覚悟がなければ日本はおろか世界が危機的になる。頑張って下さい」。収束作業の司令部に当たる重要免震棟の緊急対策本部では小野所長ら職員の出迎えを受け「ますますみなさんに期待しています」と激励した。

先月末には、
汚染水が港湾外に漏れていた事実を東電が昨年4月に把握しながら公表していなかったことが発覚した。

同席した東電幹部に
「隠蔽体質と言われても仕方ない。
すぐに情報を公開する体制を整えて国民の理解を得ないといけない」
と厳しい言葉も投げかけた。



・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2015-03-07 06:38 | 東電 出鱈目 資本