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by 幸田 晋

福島第一原発事故から4年後・・・【第1回】  たんぽぽ舎です。【TMM:No2434】

福島第一原発事故から
4年後・・・【第1回】

放射能災害が
人体にはっきり発現しはじめるのが、
「4年後」頃である


広瀬 隆



たんぽぽ舎です。【TMM:No2434】
2015年3月14日(土)午後 09:34
地震と原発事故情報より一部
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┗■1.福島第一原発事故から4年後・・・【第1回】
 |  私にとって、この「4年後」という時期は、胸騒ぎを覚える            
 |  放射能災害が人体にはっきり発現しはじめるのが、「4年後」頃である
 └────  広瀬 隆

○福島第一原発事故から4年の歳月が流れた。

 私にとって、この「4年後」という時期は、胸騒ぎを覚える。それは、1986年にソ連で起こったチェルノブイリ原発事故から「4年後」の1990年に、来日したベラルーシ科学アカデミーのウラジーミル・コレシコ教授が、「年内に100万人の住民が新たに避難を迫られることになる」という衝撃的な事態を伝えたからである。ベラルーシの放射能汚染地域では、全域で疲労感と無力感を覚える人が増えて、住民がパニック状態に陥っている。そして女性と子供を中心に白血病の増加が顕著で、首都ミンスクでは15歳以下の子供だけで70人が白血病の治療を受けている、という事実を明らかにした。

 このように、時の経過と共に放射能災害が人体にはっきり発現しはじめるのが、「4年後」頃である。3月20日に発売される今月号のDAYS JAPANで、広河隆一氏が「ウクライナにおける被曝者のアンケート調査結果」を発表されるので、そのデータを併せて、しっかり事態を見ていただきたい。

○どうか、福島県民に同じことが起こらないようにと祈るばかりだが、医学的に考えれば、それは楽観的すぎるという結論になる。甲状腺癌の増加は表面に出てきたが、それだけではない。個人的には、数々の出来事が、たとえばホールボディーカウンターで測定した体内の放射性物質が増加しつつあることや、若者の深刻な病状や、亡くなった人たちのことなどが、私にも伝えられてきているからだ。

 それを、山下俊一に牛耳られてきた福島県内の保健所が正しく疫学的に掌握し、また掌握したあと県民に正しく伝えるだろうか、まず公表しないだろう、という重大な疑問がある。

○次回には、この原因のひとつでもある現在の「汚染水の漏洩」と呼ばれている現象について、考えを述べたい。

 【第2回】につづく
by kuroki_kazuya | 2015-03-15 06:05 | 核 原子力