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by 幸田 晋

米ニューメキシコ州 爆心地公開 初の核実験場 なお高線量

米ニューメキシコ州 
爆心地公開 

初の核実験場 
なお高線量


東京新聞 2015年4月4日 夕刊より一部

【ホワイトサンズ・ミサイル実験場=共同】

米西部ニューメキシコ州アラモゴード近郊の「トリニティ・サイト」で世界初の核実験が行われてから七月で七十年になるのを前に、実験場跡が三日、メディアに公開された。爆心地では今も高い放射線量を観測。実験に携わった技術者は、取り返しのつかないことになったと人類史上かつてなかった爆発の威力を振り返った。

 核実験が実施されたのは一九四五年七月十六日、広島、長崎への投下直前だった。

 トリニティ・サイトはホワイトサンズ・ミサイル実験場の中にある。実験場入り口から約四十キロ車で走ると、フェンスで囲まれた雑草の茂る砂地に「グラウンド・ゼロ」を示す溶岩の碑がある。長崎に投下されたものと同じプルトニウム爆弾の実験が行われた爆心地だ。

碑の前で持ち込んだ線量計をかざすと、
毎時約〇・八マイクロシーベルトという高めの数値が出た。
ロサンゼルス市内の約七倍だった


・・・(中略)


<トリニティ・サイト> 
1945年7月16日、人類史上初の核実験が行われた
米ニューメキシコ州南部の荒野にある実験場。

8月9日に長崎に投下されたものと同型のプルトニウム型爆弾が使われ、
午前5時29分45秒に爆発し成功した。

原爆開発に向けた「マンハッタン計画」の最終段階で、8月6日には広島にウラン型の原爆が投下された。
現在、同サイトは米軍のホワイトサンズ・ミサイル実験場の一部で、原則的に年に1度、一般公開されている。 (共同)
by kuroki_kazuya | 2015-04-05 06:45 | 核 原子力