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by 幸田 晋

村山談話の否定で安倍首相は解散・総選挙に追い込まれる予感

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村山談話の否定で
安倍首相は
解散・総選挙に追い込まれる予感


ブログ「天木 直人のブログ」  
2015年04月21日より転載



 きょうのメルマガの最大のテーマは、何と言ってもこの「事件」だ。

 安倍首相が20日夜のBSフジの報道番組で、村山談話と同じ言葉を再度書く必要は無い、と言ったらしい。

 これをきのう夜のテレビで知った時、私は耳を疑ったが、きょうの各紙が一斉に書いた。

 本当にそうしゃべったのだ。

 メディアはこの安倍首相の発言の重大性をどこまで認識しているだろうか。

 私は安倍首相はてっきり安倍談話をうまく乗り切ると思っていた。

 つまり侵略と謝罪という二つのキーワードに関する村山談話の言葉をそのまま踏襲し、そのかわり日米同盟強化によるアジアの平和貢献を全面的に押し出して、未来志向の積極的平和外交を訴える。

 これなら、米国も中国も、そして日本国内の左翼も正面から文句を言えないはずだ。

 心もない反省と謝罪をしておいて、事実上の改憲を積極的平和外交の名の下で進める事が出来る。

 私はそうなる事を想定して、その後の安倍暴政をどうやったら阻止できるのか、その事に腐心させられるだろう、と憂鬱な気分でいた。

 そんな中での安倍発言だ。

 しかも軽々しくテレビで喋った。

 しかもバンドン会議、米国議会、といった重要な場面の演説を直前に控えての、この発言だ。

 そして、「同じことを入れるのであれば談話を出す必要はない」とまで言い切った。

 これはあきらかに村山談話を否定するということだ。

 つくづく安倍首相は愚かだと思う。

 これで安倍首相は追い込まれることになる。

 8月15日までに生じる様々な動きに負けて、もし安倍首相が譲歩して村山談話を踏襲するようなことになれば、安倍首相は負けだ。

 そんなことは安倍首相は死んでも出来ないだろう。

 しかし、もし村山談話を事実上否定するような安倍談話を本当に8月15日に出す事になれば、その後の安倍外交は身動きがとれなくなる。

 日本は世界から孤立する。

 どっちに転んでも安倍政権は行き詰まる。

 どうやら安倍首相は、来年を待つことなく、もう一度年内に解散・総選挙に踏み切る事になりそうなだ。

 もちろん私はそれを歓迎する。

 飛んで灯に入る夏の虫である(了)
by kuroki_kazuya | 2015-04-22 06:05 | 反動