スキーにはまっています。


by 幸田 晋

ケリー米国務長官に相手にされていない岸田首相

みなさま、時間のアル時に
是非、「ブログ『天木 直人のブログ』」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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ケリー米国務長官に
相手にされていない岸田首相


ブログ「天木 直人のブログ」  
2015年5月12日より転載


 安倍首相の訪米に同行していたはずの岸田外相がまったく報道に登場しない。

 そう思っていたら、きょう発売の週刊現代(5月23日号)の「霞が関24時」というコラムが書いていた。

 ケリー米国務長官は岸田外相に不満を募らせているという。

 「会談の時にずっと紙を見つめて読むだけなのはやめてほしい。政治家なのに自分の言葉を持たないのか」

 そうかねてから日本側に伝えてきたという。

 ケリー氏はまた安倍首相の言動が中韓との関係に悪影響を与える事を懸念し、安倍首相の言動を止められない岸田外相にも不満を持っているという。

 ケリー国務長官ならずとも、日本国民は誰でもそう思って居るに違いない。

 私がその週刊現代の記事で注目したのは次のように書かれていたことだ。

 「外務官僚は岸田氏にケリー氏の不満を伝えていない。岸田氏が自分の言葉で語り始めると、外務省の思い通りに進まないからだ」(政府関係者)

 「9月に行われる自民党総裁選後の内閣改造が噂される中、外務省内からはやくも岸田文雄外相の続投を要望する声が上がっている。『これほど扱いやすい外相は珍しい』(外務官僚)からだ・・・」

 外務官僚にここまでなめられていては何をかいわんやだ。

 岸田外相は国民にとって役立たずの外相、いや政治家であるということである(了)

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メルケル首相と
安倍首相の
かくも大きな器量の違い


ブログ「天木 直人のブログ」  
2015年5月12日より転載


 一国の指導者として、ここまで器量が違うものか。

 メルケル独首相とロシア訪問のニュースを聞いて思った。

 過去の歴史認識の違いの事を言っているのではない。

 対ロシア外交の戦略の差について言っているのだ。

 きょう5月11日の各紙が一斉に報じていた。

 メルケル独首相が訪ロしてプーチン大統領と会談したという。

 ウクライナ問題について話し合ったという。

 その事を報じる記事の中で私が注目したのは次のくだりだ。

 すなわちメルケル首相はロシアが開いた戦勝70周年記念式典には先 進7か国(G-7)首脳と共に欠席したが、一日ずらしてモスクワを訪れ、露兵士の墓に献花し、プーチン大統領と会って首脳会談を行ったというのだ。

 この手があったのだ。

 なぜ安倍首相はこの手に気づかなかったのか。

 あれほどプーチン大統領との関係を重視してきたはずなのに。

 本来はこれこそが安倍首相が行うべき外交だったのだ。

 メルケル首相は語ったと言う。
 「ロシアとの意見の相違は深いが、戦没者を共に追悼することは重要だ」と。

 米国もドイツ国民も、この言葉に反対できるものはいないだろう。

 プーチン大統領はさぞかし喜んだだろう。

 安倍首相も少しはメルケル首相にならって気の利いた外交をしてみろと言いたくなる見事なメルケル首相の外交である(了)
by kuroki_kazuya | 2015-05-13 06:05 | 日本の今後