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by 幸田 晋

<川内審査完了>火山対策、残る不備 核燃料搬出先決まらず

<川内審査完了>
火山対策、残る不備 

核燃料搬出先決まらず


毎日新聞 5月27日(水)23時40分配信より一部

 原子力規制委員会は27日、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)の運転管理方法を定める保安規定を認可した。これにより、川内原発は東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえた新規制基準の安全審査をクリアしたが、リスクとして懸念されている巨大噴火への対応策は整っておらず、課題は積み残されたまま。今後の使用前検査に時間がかかる可能性もあり、九電が目指す1号機7月下旬、2号機9月下旬という再稼働の時期に遅れが生じることもあり得る。


・・・(中略)


審査を終えたとはいえ、
火山対策は不備を抱えたままだ。


川内原発周辺には過去に巨大噴火を起こしたカルデラ(陥没地形)が五つあり、全国の原発で最も多い。
保安規定で九電は、火山活動を観測して噴火の兆候をとらえ、
原子炉を停止し核燃料を運び出すとするが、
具体的な手順書は未整備で、
核燃料の搬出先も決まっていない。


 「前兆があっても噴火しない時もある。誰が判断できるのか」。火山噴火予知連絡会の石原和弘副会長(京都大名誉教授)は27日の日本地球惑星科学連合大会で、噴火予測の困難さを指摘した。
by kuroki_kazuya | 2015-05-28 06:35 | 核 原子力