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by 幸田 晋

福島第1原発廃炉:工程表改定 燃料回収最大3年遅れに

福島第1原発廃炉:

工程表改定 

燃料回収最大3年遅れに


毎日新聞 2015年06月12日 12時47分より一部

 政府の関係閣僚会議は12日、東京電力福島第1原発の廃炉に向けた工程表について、1〜3号機の使用済み核燃料プールからの燃料回収を、従来より最大3年程度遅らせることなどを盛り込んだ改定を決めた。大幅な改定は2013年6月以来、2年ぶり。原子炉格納容器内で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の回収は、21年中に1〜3号機のいずれかで開始する。廃炉完了まで「30〜40年」とする全体の目標は変更しなかった。

工程表は、
政府が第1原発の「事故収束」を宣言した11年末に策定された。
1〜3号機のプール内には計1573体、
格納容器内には1496体の燃料が残り、
廃炉作業の障壁になっている。


 プール内の燃料の回収開始時期は、これまで最も早い3号機で「今年度上期」だったが、「17年度」と変更。「17年度上期」「17年度下期」としていた1、2号機も、ともに「20年度」に延期した。いずれも、がれき撤去作業に伴う放射性物質の飛散防止対策や除染作業が難航していることなどが影響した。

 一方、格納容器の下にある燃料デブリの回収方法は、これまでは損傷した格納容器を修理したうえで水を満たし、放射線を遮蔽(しゃへい)しながら回収する「冠水(水棺=すいかん)方式」が有力視されていたが、損傷場所の特定が困難なため、水を使わず空気中での回収を目指す「気中工法」の可能性を検討する方針を盛り込んだ。

 このため、従来計画では1、2号機で「20年度上期」、3号機で「21年度下期」の回収開始を目指していたが、今後2年以内に各号機の取り出し方針を決め、21年中に1〜3号機のいずれかで取り出しを始める方針に改めた。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2015-06-13 06:58 | 東電 出鱈目 資本