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by 幸田 晋

戦時化する日本経済?政府債務と「資金供給の量」、太平洋戦争時のレベル以上に

戦時化する日本経済?

政府債務と「資金供給の量」、

太平洋戦争時のレベル以上に


Business Journal 6月16日(火)6時1分配信より一部

先般、以下の報道があった。
マネタリーベース(現金通貨+日銀当座預金)が約307兆円に達したという内容だ。
これは、GDPの約6割に相当する。

「日銀が2日発表した5月のマネタリーベース(資金供給量、月末残高)は4月末から約1兆5073億円増加の307兆3844億円だった。月末残高は10カ月連続で過去最高を更新した。日銀が長期国債を中心に資産を大量に買い入れていることで、資金供給量の増加が続いている。」(6月2日付日本経済新聞記事『5月末の資金供給量、307兆3844億円 10カ月連続で過去最高を更新』より)

 マネタリーベースの増加が続いている理由は、デフレ脱却を図る観点から日銀が2%物価目標を掲げて異次元緩和を行う中で、長期国債を市場から大量に購入しているためである。財政赤字が恒常化し政府債務の累増が進む中、政府債務(対GDP)は約200%にも膨張しており、太平洋戦争終戦直前の水準に再び近づきつつある事実はよく知られているが、歴史的データを眺める場合、マネタリーベース(対GDP)の推移はどうか。


・・・(中略)


なお、現状の異次元緩和が続くと、
筆者の試算では、
マネタリーベース(対GDP)は
16年には約8割に到達する。
この値は、
終戦直前のピーク(45年)の2倍に相当する。


今回のマネタリーベース(対GDP)の膨張は、
最終的に何をもたらすのか、
過去の経験や教訓も踏まえつつ、
冷静な分析や政策判断が望まれるところである。

文=小黒一正/法政大学経済学部教授
by kuroki_kazuya | 2015-06-17 06:53 | 経済危機 | Comments(0)