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by 幸田 晋

新国立競技場

新国立競技場

宮崎日日新聞 社説 2015年7月9日より一部

負の遺産にしてはならない

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の整備費が、基本設計を約900億円上回る2520億円となることが分かった。しかも基本設計にあった開閉式屋根を五輪後に先送りしての金額だ。

 厳しい日本の財政状況を考慮した時、妥当な額なのだろうか。また開催都市の負担軽減など改革にかじを切っている国際オリンピック委員会(IOC)の精神に照らしてどうなのか。国民への説明も乏しく、五輪への期待感に水を差すような事態となっている。

国民の批判に応えず

 当初1300億円の想定で国際コンペを行ったが、建設主体の日本スポーツ振興センター(JSC)が選んだプランは試算段階で3千億円になり、床面積を削るなどして基本設計では1625億円とした。しかし結局900億円も上昇した。JSCは消費税アップや資材費高騰を理由に挙げたが、見通しが甘いと言わざるを得ない。

 整備費が膨れ上がった要因として、屋根を支える2本の巨大アーチが指摘されている。特殊なデザインに伴う難工事に起因する整備費増は、約765億円に上ることも判明した。

 費用のかかる計画については批判の声が上がっていた。
建築家の槙文彦氏らは、
アーチ構造や開閉式屋根などを取りやめれば、
費用が圧縮でき
短期間で建設できるとの案を発表していた。

市民団体は現計画の断念を求めていた。


 下村博文文部科学相は槙氏らの案に「謙虚に耳を傾けた上で最終判断したい」と話していたものの、提言は生かされなかった形だ。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2015-07-10 06:25 | 土建 赤字 無責任 | Comments(0)