スキーにはまっています。


by 幸田 晋

政務活動費 いつまで続く不透明支出

政務活動費 
いつまで続く不透明支出


山陽新聞 社説 2015年08月21日 07時56分より一部

 またか、とあきれるほかない。地方議会の議員や会派に支給される政務活動費の不透明な支出が新たに神戸市議会で明るみに出た。

 昨年は元兵庫県議の不正支出が国民の怒りを買った。それを受けて各地の議会が改革を進めたその時期に不適切な処理がまかり通っており、しかも元県議のお膝元での疑惑発覚である。常識や倫理観の欠如に驚くばかりだ。

 問題になっているのは、神戸市議会の会派「自民党神戸」が4月の市議選前に陣中見舞いとして市議11人に配った資金である。それが政務活動費の架空委託で捻出された疑いが持たれている。

 手口はこうだ。市議の一人=今月6日病死=が2010~14年度に市民アンケートの調査委託費として計約1120万円を使ったとして、会派として政務活動費を受け取った。だが実際は調査報告書はこの市議が作り、領収書だけを業者にもらったとされる。


・・・(中略)


神戸市議会の事例を見るまでもなく、議員のモラル頼みで不適切な支出を根絶するのは限界がある。

 大阪府議会は先月、領収書など政務活動費に関する全書類をホームページで公開した。全書類のネット公開は全国の都道府県議会で高知に続き2例目となる。岡山県議会は、1万円以下の支出は領収書を不要とする甘いやり方を全国の都道府県議会で唯一維持していた。最高裁の判断を受けて昨年、ようやく全領収書の添付を義務付けた。

 地方議会に対する不信感は依然として根深い。透明性を高め、有権者が監視できる制度の実現に向けた不断の見直しが欠かせない。
by kuroki_kazuya | 2015-08-22 06:15 | オンブズマン | Comments(0)