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by 幸田 晋

<G20>中国「5年は苦難の調整」 生産・在庫が過剰

<G20>
中国「5年は苦難の調整」 
生産・在庫が過剰


毎日新聞 9月6日(日)23時45分配信より一部

 ◇楼継偉財政相が経済の先行きの見通しを示す

【北京・井出晋平】

世界連鎖株安の震源地となった中国の楼継偉財政相が、中国経済の先行きについて「今後5年間は構造転換の陣痛期になる。苦難の調整過程になるだろう」との見通しを示したことが6日明らかになった。トルコの首都アンカラで5日まで開かれた主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議での発言として、中国財政省が6日発表した。中国の閣僚が厳しい経済運営が続くとの認識を示すのは異例だ。

 G20は中国を念頭に「必要に応じ新たなリスクに対処する」との共同声明を発表したが、具体的な対策には踏み込まなかった。週明け以降の金融市場も中国の経済指標などに敏感に反応する不安定な状態が当面続きそうだ。

 楼財政相は「構造転換の陣痛期」について「過剰生産や過剰在庫の解消には数年間が必要」と説明した。

 中国は2008年のリーマン・ショック後、4兆元(約80兆円)の大型景気対策を実施し、世界経済の回復をけん引した。だが、鉄鋼や石炭、セメントなどの主要産業の設備が過剰となり、生産活動が停滞。今年7月の工業生産は前年同月比6.0%増と前月の伸び(6.8%増)を下回った。7月の新車販売台数は7.1%減と4カ月連続で前年割れし、在庫が拡大している。

 また、不動産への巨額投資で相次いで建設された大型マンションなどが大量に売れ残り、ゴーストタウンが各地で出現している。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2015-09-07 06:25 | 労働