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by 幸田 晋

「国内炭」に再び火 生産量、原発止まり高水準 夕張は25年ぶりに出荷

「国内炭」に再び火 

生産量、原発止まり高水準 
夕張は25年ぶりに出荷


産経新聞 9月10日(木)7時55分配信より一部

 国産の石炭「国内炭」の平成26年度の生産量が131万8千トンと、18年度以来、8年ぶりの高水準に達したことが9日、分かった。原発再稼働が進まない中、石炭火力発電の燃料需要が高まっているためだ。北海道夕張市で25年ぶりに石炭の出荷が再開するなど新しい動きも出てきた。石油や輸入石炭に取って代わられたかつてのエネルギーの「主役」に、再び注目が集まっている。

 一般財団法人「石炭エネルギーセンター」の調べによると、国内炭の生産量は22年度に114万5千トンまで落ち込んだが、23年の東日本大震災後、増加に転じ、26年度は18年度の135万1千トンに次ぐ水準まで戻った。

 生産している炭鉱は北海道の8カ所。生産が増えているのは、主に、北海道電力泊原発の稼働が24年に停止し、石炭火力の燃料需要が高まっているためだ。

 北電は砂川、奈井江の両火力で国内炭による発電を続けており、震災後、稼働を増やした。22年度と26年度の稼働率は、砂川が33%から80%、奈井江が25%から46%にそれぞれ上昇。北電全体の国内炭の年間使用量も71万トンから147万トンへと倍増した。重油を燃料とする火力も保有するが、北電は「国内炭のほうが輸送コストなどが低く、重油の火力より稼働率を増やしている」という。

 国内炭は27年度も高水準の生産が続くとみられる。先月には夕張市の建設会社が、かつての採掘で生じた土砂から取り出す「選炭」技術を使った石炭の取り出しを開始し、年3万トンの出荷を目指している。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2015-09-11 06:35 | 歴史